「普遍」対「固有」の二千年史 -- 中公新書 --
今野元 /著   -- 中央公論新社 -- 2021.10 -- 18cm -- 336p

資料詳細

タイトル ドイツ・ナショナリズム
副書名 「普遍」対「固有」の二千年史
シリーズ名 中公新書
著者名等 今野元 /著  
出版 中央公論新社 2021.10
大きさ等 18cm 336p
分類 234
件名 ドイツ-歴史
注記 文献あり
注記 サントリー学芸賞・政治・経済部門(2022年44回)
著者紹介 1973年東京都生まれ。ベルリン大学第一哲学部歴史学科修了。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了。愛知県立大学准教授等を経て現在、愛知県立大学外国語学部教授。専門は欧州国際政治史、ドイツ政治思想史、日本近現代史。著書に『吉野作造と上杉慎吉』(名古屋大学出版会)ほか。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 欧州で存在感を増すドイツだが周辺国からの反撥は根強い。そこには強大化への警戒感だけでなく、他国にも西欧的=「普遍」的価値観に照らして「正しい」ことを求めるドイツの姿勢がある。歴史を繙き、ドイツはいかにしてドイツとなったのかをさぐる。
目次 第1章 発展(九~一七八九年)―ローマ=ゲルマン世界の「普遍」支配(ローマ世界とゲルマン世界との融合;キリスト教的世界を狙うドイツ;宗教改革・宗教戦争・宗派共存);第2章 抵抗(一七八九~一九四五年)―ドイツ「固有」の自己主張(フランス革命と新しい「普遍」の登場;欧州勢力均衡とドイツ連邦;ドイツ帝国の勃興と孤立;ドイツ国民国家の共和制的再編;大ドイツ帝国の興亡);第3章 萎縮(一九四五~一九九〇年)―ドイツ「固有」の自己否定(国家消滅と「修正による再出発;二つの「普遍」大国に従属する東西ドイツ;ドイツ的過去の封印;「六八世代」と「破壊による再出発」;歴史家論争から憲法愛国主義・多文化主義へ);第4章 再生(一九九〇~二〇二一年)―新しい「普遍」支配と「固有」の復権(「九〇年世代」の登場;「六八年世代」にいよるドイツの大国化;国民的尊厳の再構築;甦る君主制・教会・軍隊の伝統;「知的戒厳令体制」への反抗;「過去の克服」のブーメラン効果;東独の植民地化とオスタルギー)
ISBN(13)、ISBN 978-4-12-102666-8   4-12-102666-7
書誌番号 1113914891
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113914891

所蔵

所蔵は 4 件です。現在の予約件数は 1 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 234 一般書 貸出中 - 2071418327 iLisvirtual
港南 公開 Map 234 一般書 利用可 - 2071448250 iLisvirtual
金沢 公開 Map 234 一般書 利用可 - 2071448455 iLisvirtual
都筑 公開 234 一般書 貸出中 - 2071411632 iLisvirtual