これからの経済と女性の話 --
カトリーン・マルサル /著, 高橋璃子 /訳   -- 河出書房新社 -- 2021.11 -- 19cm -- 284p

資料詳細

タイトル アダム・スミスの夕食を作ったのは誰か?
副書名 これからの経済と女性の話
著者名等 カトリーン・マルサル /著, 高橋璃子 /訳  
出版 河出書房新社 2021.11
大きさ等 19cm 284p
分類 331.04
件名 経済学 , 女性問題
注記 原タイトル:WHO COOKED ADAM SMITH’S DINNER?
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 【カトリーン・マルサル】スウェーデン出身。英国在住ジャーナリスト。スウェーデンの大手新聞Dagens Nyheter紙記者。2015年、BBCの選ぶ「今年の女性100人」に選出。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 アダム・スミスが研究に勤しむ間、身の周りの世話をしたのは誰!?女性不在で欠陥だらけの経済神話を終わらせ、新たな社会を志向する、スウェーデン発、気鋭のジャーナリストによる21世紀の経済本。
要旨 食事をどうやって手に入れるか。これは経済学の根本的な問題だ。1776年、経済学の父アダム・スミスは、現代の経済学を決定づける一文を書いた。「我々が食事を手にいれられるのは、肉屋や酒屋やパン屋の善意のおかげではなく、彼らが自分の利益を考えるからである」人々の利己心のおかげで、我々は食事にありつける。合理的な経済人の自己利益の追求が市場を、世界を回す―いや、本当にそうだろうか?ちなみにその夕飯のステーキ、誰が焼いたんですか?こんなに真面目に働いているのに何かがおかしい、と思ったら。スウェーデン発、気鋭のジャーナリストによる話題の一冊。
目次 プロローグ 経済と女性の話をしよう;アダム・スミスの食事を作ったのは誰か;ロビンソン・クルーソーはなぜ経済学のヒーローなのか;女性はどうして男性より収入が低いのか;経済成長の果実はどこに消えたのか;私たちは競争する自由が欲しかったのか;ウォール街はいつからカジノになったのか;金融市場は何を悪魔に差しだしたのか;経済人とはいったい誰だったのか;金の卵を産むガチョウを殺すのは誰か;ナイチンゲールはなぜお金の問題を語ったか;格差社会はどのように仕組まれてきたか;「自分への投資」は人間を何に変えるのか;個人主義は何を私たちの体から奪ったか;経済人はなぜ「女らしさ」に依存するのか;経済の神話にどうして女性が出てこないのか;私たちはどうすれば苦しみから解放されるのか;経済人にさよならを言おう
ISBN(13)、ISBN 978-4-309-30016-0   4-309-30016-2
書誌番号 1113922527
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113922527

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