生物文化多様性の視点から --
西川芳昭 /編著, 宇根豊 /〔ほか著〕   -- 農山漁村文化協会 -- 2022.1 -- 21cm -- 267p

資料詳細

タイトル タネとヒト
副書名 生物文化多様性の視点から
著者名等 西川芳昭 /編著, 宇根豊 /〔ほか著〕  
出版 農山漁村文化協会 2022.1
大きさ等 21cm 267p
分類 615.23
件名 種子 , 生物多様性
著者紹介 【西川芳昭】龍谷大学経済学部教授。著書『食と農の知識論―種子から食卓を繋ぐ環世界をめぐって』(東信堂、2021年)ほか。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:権利論と農本論の乖離を超えて 西川芳昭著. 西川さんたちへの手紙 宇根豊著. 生物文化多様性の視点からタネとヒトとの関係の豊かさを研究するとは 西川芳昭著. 「生物文化多様性」の考え方と、その本書における意味 西川芳昭著. 種子の持続的な保全・利用に関係する主な国際条約 小林邦彦著. 参加型開発と持続可能な生計アプローチ〈SLA〉の視点 西川芳昭著. ヒトはタネ採りを通じてタネとどのような関係を築いているのか 河合史子著. 地域品種の継承とその多様な意味 広田勲著. 農家の庭木果樹にみる民衆の生存・生活価値 大和田興著. 豊かな食は遺伝資源から 山根京子著. アジアの小農とタネとの関係. 1 ミャンマーの国民野菜CHINBAUNG〈チンバオ〉のタネをめぐる仕組み 長嶋麻美〔ほか〕著 西川芳昭〔ほか〕著 渡邉和男〔ほか〕著. アジアの小農とタネとの関係. 2 ネパールにおけるソバとカラシナの調査からみえてきたもの 冨吉満之著 西川芳昭著 Bimal Dulal著. 東アジアの種子管理組織とそのメカニズムの特性とは何か 冨吉満之著. 「支配」の観点から捉えた大手種苗会社と農業者の関係性 坂本清彦著 岡田ちから著. “人類共通の遺産”としての種子に関する国際社会の努力と利害関係者の協力に向けて 小林邦彦著. 種子を共的世界に取り戻すことは可能か 田村典江著. タネとヒトとの多層的関係を基盤とした農の営みの持続を目指して 西川芳昭著
内容紹介 「権利論」とは無縁な場所でタネを播き、育て、次代に引き継いできた農家の現実・実感・思いから、タネとヒトとの関係を語った1冊。生物文化多様性の視点から、経済的、政治的な視点で語られがちな種子論議に一石を投じる。
要旨 農家vs企業という単純な図式を超えた、種子をめぐる複雑な現実に光をあてる。日本とアジアを中心に小農・家族農の生き方や言葉にならない感覚を重視する。生物文化多様性の視点を重視し、タネとヒトとの持続的な関係を提言する。
目次 権利論と農本論の乖離を超えて;西川さんたちへの手紙;生物文化多様性の視点からタネとヒトとの関係の豊かさを研究するとは;1 「農」の営みからみたタネとヒトとの関係(ヒトはタネ採りを通じてタネとどのような関係を築いているのか;地域品種の継承とその多様な意味―中山間集落の全農地通年調査から;農家の庭木果樹にみる民衆の生存・生活価値―無償労働にみる「いきいきと生きる」ことの意味 ほか);2 海外にみるタネとヒトとの関係(アジアの小農とタネとの関係1―ミャンマーの国民野菜CHINBAUNG(チンバオ)のタネをめぐる仕組み;アジアの小農とタネとの関係2―ネパールにおけるソバとカラシナの調査からみえてきたもの;東アジアの種子管理組織とそのメカニズムの特性とは何か―日韓台の政府系ジーンバンクと非営利組織の活動から ほか);3 タネとヒトとの関係の将来像を描く(“人類共通の遺産”としての種子に関する国際社会の努力と利害関係者の協力に向けて;種子を共的世界に取り戻すことは可能か―コモン化(commoning)の視点から;タネとヒトとの多層的関係を基盤とした農の営みの持続を目指して)
ISBN(13)、ISBN 978-4-540-21156-0   4-540-21156-0
書誌番号 1113941566
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113941566

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階自然科学 Map 615.2 一般書 利用可 - 2071922351 iLisvirtual
神奈川 公開 Map 615 一般書 利用可 - 2072226987 iLisvirtual