近代日本の市場・専売・植民地 --
前田廉孝 /著   -- 名古屋大学出版会 -- 2022.2 -- 22cm -- 474p

資料詳細

タイトル 塩と帝国
副書名 近代日本の市場・専売・植民地
著者名等 前田廉孝 /著  
出版 名古屋大学出版会 2022.2
大きさ等 22cm 474p
分類 669.021
件名 製塩-日本-歴史-1868~1945 , 植民政策(日本)-歴史-1868~1945
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1985年、東京都に生まれる。2008年、慶應義塾大学経済学部卒業。2013年、慶應義塾大学大学院経済学研究科経済学専攻後期博士課程単位取得退学。西南学院大学経済学部准教授などを経て現在、慶應義塾大学文学部史学系日本史学専攻准教授、博士(経済学)慶應義塾大学。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:植民地と1次産品・食塩. 内地食塩市場の重層的構造と植民地塩. 内地製塩業経営の拡大と資金調達. 台湾塩生産の拡大と内地人事業者優遇政策. 関東州塩の輸出余力発生と対中交渉. 植民地塩の輸移入と取引. 醤油醸造業の原料選択と植民地塩消費. 内地製塩業政策と台湾塩専売制度. 大日本塩業協会の活動と農商務省. 塩専売法施行と制度批判の高揚. 塩専売制度の改定と「転換」. 製塩地整理と塩専売法違反. 売渡価格全国一律化と超過需要の発生. 帝国日本の「膨張」と植民地産1次産品
内容紹介 帝国日本の経済と生命を支えた一次産品、塩の生産・流通・消費の動態をトータルに解明、植民地塩の内地への浸透プロセスを専売や瀬戸内塩業も視野にとらえるとともに、戦後へとつながる食料、資源の対外依存構造のルーツを描き出す。
要旨 塩の経済圏の全体像。帝国日本の経済と生命を支えた一次産品、塩の生産・流通・消費の動態をトータルに解明、植民地塩の内地への浸透プロセスを専売や瀬戸内塩業も視野にとらえるとともに、戦後へとつながる食料、資源の対外依存構造のルーツを描き出す。
目次 植民地と1次産品・食塩;第1部 内地市場と植民地塩(内地食塩市場の重層的構造と植民地塩;内地製塩業経営の拡大と資金調達―香川県綾歌郡宇多津町の製塩会社;台湾塩生産の拡大と内地人事業者優遇政策―台湾人事業者の主導性と補助政策の限界;関東州塩の輸出余力発生と対中交渉―外務省・関東都督府の対立と大蔵省 ほか);第2部 政策・専売と植民地塩(内地製塩業政策と台湾塩専売制度―1894‐1903年;大日本塩業協会の活動と農商務省;塩専売法施行と制度批判の高揚―1904‐08年;塩専売制度の改定と「転換」―1907‐19年 ほか);帝国日本の「膨張」と植民地産1次産品
ISBN(13)、ISBN 978-4-8158-1055-9   4-8158-1055-9
書誌番号 1113942013
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113942013

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