心理学の視点から考える老いと死 --
佐藤眞一 /編著   -- ミネルヴァ書房 -- 2022.2 -- 22cm -- 300p

資料詳細

タイトル 心理老年学と臨床死生学
副書名 心理学の視点から考える老いと死
著者名等 佐藤眞一 /編著  
出版 ミネルヴァ書房 2022.2
大きさ等 22cm 300p
分類 143.7
件名 老年心理学 , 生死
注記 索引あり
著者紹介 1956年 生まれ。1987年 早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。(財)東京都老人総合研究所研究員、明治学院大学文学部助教授、同心理学部教授などを経て、現在 大阪大学大学院人間科学研究科臨床死生学・老年行動学研究分野教授。博士(医学)。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:老年期の社会的側面に関する心理学の成果とは? 中原純著. 高齢者の孤立・孤独はどのような問題につながるのか? 豊島彩著. 次世代を助けようとする高齢者の心理的背景には何があるのか? 田渕恵著. 老いの先にある幸福とは? 中川威著. 老いにより培われるものはあるか? 春日彩花著. 老年期の個人的側面に関する心理学の成果とは? 権藤恭之著. 職業は人生後半期の個人にどのように影響するのか? 石岡良子著. 若者と高齢者の認知機能にはどのような違いがあるのか? 上野大介著. 百歳長寿者は他の高齢者と何が違うのか? 稲垣宏樹著. 認知症の医療と介護に心理学が必要な理由とは? 鈴木則夫著. 認知症ケアに欠けていること,必要なことは何か? 大庭輝著. 死と死別に関する心理学の成果とは? 平井啓著. 幼い子どもは死を理解しているのであろうか? 辻本耐著. がん患者が求めているものとは? 松井智子著. 患者の何が守られなければならないのか? 竹村節子著. 大切な人の死といかに向き合い,そして生きるのか? 中里和弘著
要旨 誰もが経験する老いと死。人生の終焉へと向かう中に、人は何を見出せるのか。極めて実際的な問題でありつつも、学術的な研究に触れる機会は少ないだろう。本書では、老年学と死生学の分野を牽引してきた編者と、第一線の研究者である著者たちが、心理学的視座からの研究成果を提示していく。団塊の世代が70代になり超高齢化社会に突入している日本において、未来に活かせる知見を提供する書といえるだろう。
目次 第1部 高齢者の孤独と幸福―心理老年学1:社会的側面(老年期の社会的側面に関する心理学の成果とは?―社会的側面:総論;高齢者の孤立・孤独はどのような問題につながるのか?―高齢期の孤独感;次世代を助けようとする高齢者の心理的背景には何があるのか?―世代性と次世代への利他的行動;老いの先にある幸福とは?―高齢期「生きたい」という心理;老いにより培われるものはあるか?―智恵の発達);第2部 高齢者の認知機能と認知症―心理老年学2:個人的側面(老年期の個人的側面に関する心理学の成果とは?―個人的側面:総論;職業は人生後半期の個人にどのように影響するのか?―職業経験の複雑性による高齢期の認知機能への影響;若者と高齢者の認知機能にはどのような違いがあるのか?―高齢期の認知機能の特徴;百歳長寿者は他の高齢者と何が違うのか?―百寿者の認知機能;認知症の医療と介護に心理学が必要な理由とは?―認知症の神経心理学;認知症ケアに欠けていること、必要なことは何か?―認知症の福祉心理学);第3部 死と死別―臨床死生学(死と死別に関する心理学の成果とは?―臨床死生学総論;幼い子どもは死を理解しているのであろうか?―幼児期における死の理解;がん患者が求めているものとは?―がん患者への支援;患者の何が守られなければならないのか?―患者の権利擁護;大切な人の死といかに向き合い、そして生きるのか?―遺族の悲嘆とその心理)
ISBN(13)、ISBN 978-4-623-09321-2   4-623-09321-2
書誌番号 1113943199
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113943199

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