思想戦と日本語書物の流通 -- 未発選書 --
和田敦彦 /著   -- ひつじ書房 -- 2022.2 -- 20cm -- 351p

資料詳細

タイトル 「大東亜」の読書編成
副書名 思想戦と日本語書物の流通
シリーズ名 未発選書
著者名等 和田敦彦 /著  
出版 ひつじ書房 2022.2
大きさ等 20cm 351p
分類 019.021
件名 読書-日本-歴史-昭和前期 , 図書-日本-歴史-昭和前期 , 太平洋戦争(1941~1945)-プロパガンダ-日本
注記 欧文タイトル:Reforming the Systems of Reading for the Greater East Asia
注記 索引あり
著者紹介 1965年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)。早稲田大学教育・総合科学学術院教授。主な著書に『読むということ』(ひつじ書房、1997)、『メディアの中の読者』(ひつじ書房、2002)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 戦時期に日本の言語や文化の価値を教え、紹介し、広げていった人々の活動やその仕組みに焦点をあてた1冊。知や情報を広げ、読者に働きかけていく仕組みを、国内の文化統制と、外地や占領地に向けた文化工作とに通底する技術として明らかにする。
要旨 戦時期の国内外で、日本の言語や文化を広げようとする営みが示すものとは。戦時下の国内での国民に対しての読書傾向調査や読書運動、占領した東南アジア各地の書籍流通・蔵書は、当時の文化統制/文化工作の姿を映し出す。『書物の日米関係』『越境する書物』の著者が、さらに東南アジアの日本語蔵書から思想戦の政策と実践を明らかにし、「大東亜」を捉え返す。
目次 “日本”を発信する;第1部 国内の文化統制から対外文化工作へ(再編される学知とその広がり―戦時下の国文学研究から;読書の統制と指導―読書傾向調査の時代;「東亜文化圏」という思想―文化工作の現場から);第2部 外地日本語蔵書から文化工作をとらえる(アジアをめぐる日仏の文化工作―ベトナムに遺された日本語資料;日本を中心とした東南アジア研究へ―ハノイ日本文化会館蔵書から;戦時下インドネシアにおける日本語文庫構築 ほか);第3部 流通への遠い道のり(戦時期の日系人移民地の読書空間―日本語出版情報誌から;戦争表象を引き継ぐ―『城壁』の描く南京大虐殺事件);書物の流れを追いかけて
ISBN(13)、ISBN 978-4-8234-1129-8   4-8234-1129-3
書誌番号 1113949571
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113949571

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 3階一般調査 Map 019.0 一般書 利用可 - 2072328658 iLisvirtual