徹夜の塊 1 -- 増補改訂版 --
沼野充義 /著   -- 作品社 -- 2022.4 -- 20cm -- 507,17p

資料詳細

タイトル 亡命文学論
副書名 徹夜の塊 1
版情報 増補改訂版
著者名等 沼野充義 /著  
出版 作品社 2022.4
大きさ等 20cm 507,17p
分類 980.2
件名 ロシア文学 , 亡命-文学上
注記 欧文タイトル:Размышления о литературной эмиграции
注記 索引あり
著者紹介 1954年東京生まれ。東京大学大学院博士課程単位取得退学、ハーヴァード大学スラヴ文学修士。東京大学教授を経て、名古屋外国語大学教授。著書に『チェーホフ 七分の絶望と三分の希望』(講談社)など、訳書にレム『ソラリス』(国書刊行会/ハヤカワ文庫)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:流謫の言語. ディアスポラ論. 比較亡命文学論. 移民たちの天国と地獄. 詩となってロシアに帰る. カフカ的亡命について. あなたはユダヤ人になれますか?. ナボコフはどれくらい「ロシアの作家」か?. 「ロシア語のデーモン」が「英語の恋人」に出会うとき. 仲良しウサちゃんと大喧嘩. 「読まれざる文豪」の再評価に向けて. 動物学の教授になれなかった象. ヤコブソンとナボコフの確執をめぐって. 境界を越え、歴史に抗って生きた「ロシアの黒人」. さまよえるロシア人. バナナとレモンのシンガポールで. エリセーエフと「世界的な日本研究」の地平. 亡命ロシア文化最後の花. アンリ・トロワイヤと彼の生きた時代. 仮死と再生. 誰も知らない、とても美味しいロシア. 世界は不条理で、人びとは可笑しく哀しい. ロシア文学で一番まともな人間はすでに歴史になった. 世紀よりも私のほうが先に終わる. パリシニコフの飛翔 ほか12編
内容紹介 冷戦時代ははるかな過去になり、世界の多極化が昂進する現在にあって、改めて「亡命」という言葉を通して人間の存在様式の原型をあぶりだす世界文学論。増補改訂版。
要旨 冷戦時代ははるかな過去になり、世界の多極化が昂進する現在にあって、改めて「亡命」という言葉を通して人間の存在様式の原型をあぶりだす、独創的な世界文学論。
目次 1 亡命の詩学(流謫の言語―亡命文学の栄光と悲惨;ディアスポラ論 ほか);2 ナボコフを求めて(ナボコフはどれくらい「ロシアの作家」か?;「ロシア語のデーモン」が「英語の恋人」に出会うとき ほか);3 越境のさまざまな形(境界を越え、歴史に抗って生きた「ロシアの黒人」―伝記文学と学術研究の化学反応;さまよえるロシア人―バレエ・リュス ほか);4 境界をめぐって―越え行くものと回帰するもの(二つのマニフェスト;とどまる力と越えて行く流れ―ポスト共産主義時代の民族、亡命、そして文学 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-86182-799-0   4-86182-799-X
書誌番号 1113959016
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113959016

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