マンとハイデガー --
清眞人 /著   -- 藤原書店 -- 2022.5 -- 22cm -- p759~1121

資料詳細

タイトル 格闘者ニーチェ 3
各巻タイトル マンとハイデガー
著者名等 清眞人 /著  
出版 藤原書店 2022.5
大きさ等 22cm p759~1121
分類 134.94
個人件名 ニーチェ,フリードリヒ・ヴィルヘルム
注記 年表あり 索引あり
著者紹介 1949年生まれ、早稲田大学政経学部卒業、同大学院文学研究科哲学専攻・博士課程満期修了。元、近畿大学文芸学部教授。著書に『高橋和巳論――宗教と文学の格闘的契り』(藤原書店)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 ドイツの知的巨人、トーマス・マンとマルティン・ハイデガー。彼らは、ニーチェに何を見出し、何を問題としたのか?2人のニーチェとの闘いは、ニーチェ思想の根幹にかかわる優れて今日的課題を照射し、2人の思想の問題性も炙り出す。シリーズ第3巻。
要旨 20世紀を代表するドイツの知的巨人、トーマス・マンとマルティン・ハイデガー。二つの知性は、先行者ニーチェに何を見出し、何を問題としたのか?二人のニーチェとの闘いは、ニーチェ思想の根幹にかかわる優れて今日的課題を照射するとともに、二人の思想の問題性も炙り出す。21世紀、ますます重要性を増すニーチェ思想の核心を抉り出す。
目次 第1部 トーマス・マンとニーチェ(「芸術家気質と市民性との悲痛な対立」というマンの視点;「芸術家気質」とは?―アドリアンとなったニーチェ;マンの「市民的ヒューマニズム」;「弁証法的弁神論」をめぐる議論;「人間的相互性」の欠如をめぐる苦悩とマゾヒズム;「ドイツ的なるもの」―講演集『ドイツとドイツ人』を軸に;「ドイツ的なるもの」と音楽;追補 マンへの不満);第2部 ニーチェ主義者としてのハイデガー(ハイデガー論の難所―二つの「技術」概念の混同を如何に排せるか?;ハイデガーにおける「権力への意志」と「意志への意志」との区別―手記草稿『形而上学の超克』から;『形而上学入門』における「技術techn〓e」/「詩作的思惟」/「暴力‐行為性」;講義録『ニーチェ』と『存在と時間』―「単独者」化された犯罪的意志という問題の環;ニーチェにおける「存在」と「生成」の対立、それをめぐるハイデガーの議論―第2巻『自己格闘者ニーチェ』での拙論紹介も兼ねて;反政治性の政治性という逆説;むすび)
ISBN(13)、ISBN 978-4-86578-343-8   4-86578-343-1
書誌番号 1113962974
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113962974

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