藤田尚志 /著   -- 勁草書房 -- 2022.5 -- 22cm -- 590,29p

資料詳細

タイトル ベルクソン反時代的哲学
著者名等 藤田尚志 /著  
出版 勁草書房 2022.5
大きさ等 22cm 590,29p
分類 135.4
個人件名 ベルクソン,アンリ
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1973年生まれ。九州産業大学教授。Ph.D(哲学)。専門は哲学、フランス近現代思想。共編著に、『ベルクソン『物質と記憶』を解剖する』(2016年、書肆心水)ほか。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
要旨 立ち止まっている人にだけ見える景色がある。概念とイメージの緊張関係を精緻に読み解き、ベルクソンを反時代的哲学として読み返す。概念の解像度を上げるだけが哲学の仕事ではない。ベルクソンは、イメージとの往還と緊張関係を強調してやまない。本書は最新の研究成果を踏まえつつ、『試論』や『物質と記憶』など主要著作の鍵概念である「持続」や「純粋記憶」を深く理解するには、「リズム」や「場所」のイメージの精確な把握が欠かせないと説く。
目次 序論 言葉の暴力;第1部 測りえぬものを測る―『意識に直接与えられたものについての試論』における持続のリズム計測(rythmesure)(計測のリズムを刻む―『試論』第一章の読解;リズム数論(arythmologie)―『試論』第二章の読解 ほか);第2部 場所なきものに場所を与える―『物質と記憶』における記憶の場所学(khorologie)(『アリストテレスの場所論』に場所を与える;知覚の位置―『物質と記憶』第一章・第四章の読解 ほか);第3部 方向づけえぬものを方向づける―『創造的進化』における生の弾みの諸方向=器官学(organologie)(ベルクソンと目的論の問題―『創造的進化』第一章の読解;「生物の丹精=産業(industrie)」について、あるいはベルクソン的器官学―『創造的進化』第二章の読解 ほか);第4部 呼びかけえぬものに呼びかける―『道徳と宗教の二源泉』における響存(´echo‐sistence)(声の射程―呼びかけと人格性;火の領分―情動と共同体 ほか);結論 明日の前に
ISBN(13)、ISBN 978-4-326-10300-3   4-326-10300-0
書誌番号 1113971094
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113971094

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 Map 135.4 一般書 利用可 - 2073072398 iLisvirtual