一六一五~一九〇七 -- 明治維新を担った人たち --
岩下哲典 /編著   -- ミネルヴァ書房 -- 2022.6 -- 20cm -- 407,6p

資料詳細

タイトル 「文明開化」と江戸の残像
副書名 一六一五~一九〇七
シリーズ名 明治維新を担った人たち
著者名等 岩下哲典 /編著  
出版 ミネルヴァ書房 2022.6
大きさ等 20cm 407,6p
分類 210.6
件名 明治維新 , 日本-歴史-江戸末期 , 日本-歴史-明治時代
注記 索引あり
著者紹介 1962年、長野県塩尻市「たのめの里」生まれ。1994年、青山学院大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学。2001年、博士(歴史学 青山学院大学)。明海大学教授などを経て、現在、東洋大学文学部教授。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:「文明開化」の背景にある「江戸文化」 岩下哲典著. 徳川政権、武と文の相克 岩下哲典著. 幕末維新期における軍陣病院の役割 萱田寛也著. 維新前夜の海外情報と、幕府・洋学者の緊張関係 佐々木千恵著. 大槻文彦と『言海』編纂 田鍋桂子著. 幕末維新の変動と日本地理像 濱口裕介著. 芝公園となった増上寺 鈴木勇一郎著. 明治期、華族階級の婚姻・審査実態 稲垣知子著. 明治期の杉谷雪樵 伊藤千尋著
内容紹介 近代日本の出発点となった明治維新そして明治国家を、政治・思想、経済・技術、文化・教育から総合的に捉え直すシリーズ。第3巻では、直線的な「文明開化」ではなく、武士のエトス、病院などをテーマに、さまざまな「文明開化」と「江戸の残像」を描く。
要旨 近代日本の出発点となった明治維新そして明治国家を、政治・思想、経済・技術、文化・教育から総合的に捉え直すシリーズ全三巻。第三巻では、直線的な「文明開化」ではなく、さまざまな「文明開化」と「江戸の残像」が描かれる。武士のエトス、病院、新聞等のメディア、辞書、「北海道」、公園、華族制度、「御用絵師」をテーマにして、それらがどのように変化したのか、あるいは変化しなかったものは何であるか、「明治維新」とは我々の歴史の上で、どのような社会変革だったのか、それらを考えるきっかけになれば幸いである。
目次 「文明開化」の背景にある「江戸文化」;第1部 維新の力―そのハードとソフト(徳川政権、武と文の相克―ペリー来航から明治維新への道;幕末維新期における軍陣病院の役割―赤川玄檪・奇兵隊・ウィリスに注目して);第2部 学問と知識の力―横と縦の連携と家業承継(維新前夜の海外情報と、幕府・洋学者の緊張関係―鷹見泉石・箕作阮甫・柳河春三・福沢諭吉を例に;大槻文彦と『言海』編纂―新資料「言海跋」と「〓とばのうみ の おくがき」を通して);第3部 空間力、その把握と創造(幕末維新の変動と日本地理像―松浦武四郎の北海道改号問題を中心に;芝公園となった増上寺―太政官布達公園と社寺境内);第4部 華族と家族―婚姻制度と実態、パーソナルな芸術的営為(明治期、華族階級の婚姻・審査実態―宮内庁宮内公文書館所蔵「華族身分録」「華族諸願録」からみた;明治期の杉谷雪樵―熊本藩細川家お抱え絵師のゆくえ)
ISBN(13)、ISBN 978-4-623-09303-8   4-623-09303-4
書誌番号 1113974591
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113974591

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