さまよう責任と埋もれた無念 --
野見山剛 /著   -- dZERO -- 2022.6 -- 19cm -- 285p

資料詳細

タイトル 若者たちのBC級戦犯裁判
副書名 さまよう責任と埋もれた無念
著者名等 野見山剛 /著  
出版 dZERO 2022.6
大きさ等 19cm 285p
分類 329.67
件名 戦争犯罪人 , 太平洋戦争(1941~1945)
注記 文献あり
著者紹介 共同通信社記者。1982年、福岡県北九州市に生まれる。筑波大学国際総合学類卒業後、共同通信社入社。立川分室、静岡支局、宮崎支局、福岡支社編集部を経て2013年から政治部へ。2019年から横浜支局配属となり、「BC級戦犯裁判」(横浜裁判)の取材を開始する。2021年、昭和史の謎の一つだったA級戦犯の遺骨の行方をスクープ。「A級戦犯 太平洋に散骨 米軍将校『私がまいた』」として記事が配信された。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 著者は、祖父の兵籍簿を読んだことを発端として、太平洋戦争の「埋もれた記録」に着目。戦争犯罪で死刑となった20~30代の元日本兵。彼らはなぜ処刑されたのか。「埋もれた資料」から戦争の過酷と不条理を掘り起こす。
要旨 1982年生まれの著者は、祖父の兵籍簿を読んだことを発端として、太平洋戦争の「埋もれた記録」に着目する。横浜支局への配属を機に、横浜で開かれた国内唯一のBC級戦犯裁判(横浜裁判)の調査を開始。日本側資料の「黒塗り」に悪戦苦闘しながらも、米軍公開の裁判記録や巣鴨プリズン文書を収集、2年以上かけて解読・取材に取り組む。戦争犯罪で死刑となった20~30代の元日本兵。彼らはなぜ処刑されたのか。米軍資料から掘り起こした膨大な裁判記録が示すのは、不毛な戦争と命令によって未来を破壊された若者の姿だった。書き下ろし処女作。
目次 序章 消えゆく記憶、消えない記録;第1章 捕虜虐待事件の真相と過酷な運命;第2章 陸軍刑務所の米兵焼死と五人の被告;第3章 ニューギニアの米兵斬首と悲劇の連鎖;第4章 昭和史の謎、戦犯の遺骨の行方;第5章 今につながる「個人の滅却」と「機械視」;第6章 黒塗りの戦犯裁判記録を追いかけて
ISBN(13)、ISBN 978-4-907623-52-4   4-907623-52-6
書誌番号 1113979379
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113979379

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階社会科学 Map 329.6 一般書 利用可 - 2073268527 iLisvirtual
保土ケ谷 公開 Map 329 一般書 利用可 - 2073268519 iLisvirtual