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【図書】 犠牲者意識ナショナリズム

国境を超える「記憶」の戦争 --
林志弦 ／著, 澤田克己 ／訳   -- 東洋経済新報社 -- ２０２２．７ -- ２０ｃｍ -- ５２９ｐ

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タイトル 犠牲者意識ナショナリズム
副書名 国境を超える「記憶」の戦争
著者名等 林志弦 ／著, 澤田克己 ／訳  
出版 東洋経済新報社 ２０２２．７
大きさ等 ２０ｃｍ ５２９ｐ
分類 369.37
件名 戦争犠牲者
注記 欧文タイトル：ＶＩＣＴＩＭＨＯＯＤ　ＮＡＴＩＯＮＡＬＩＳＭ
注記 文献あり　索引あり
著者紹介 【林志弦】韓国・西江大学教授、同大学トランスナショナル人文学研究所長。１９５９年ソウル生まれ。１９８９年西江大学博士（西洋史学）。韓国・漢陽大学教授、同大学比較歴史文化研究所長などを経て２０１５年から現職。専門は、ポーランド近現代史、トランスナショナル・ヒストリー。（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
内容紹介 日本の戦争犯罪と原爆被害に関する東アジアの記憶文化はホロコーストの記憶を参照し、慰安婦の記憶は逆に戦時性犯罪と暴力的売春に関する欧州の眠っていた記憶を呼び起こす。歴史の誤用と濫用すら辞さない、大陸を超えた競合と競争を分析する。
要旨 日本の戦争犯罪と原爆被害に関する東アジアは記憶文化はホロコーストの記憶を参照し、慰安婦の記憶は逆に、戦時性犯罪と暴力的売春に関する欧州の眠っていた記憶を呼び覚ます。犠牲者意識ナショナリズムは、地球規模の記憶空間において互いの経験を取り込みながら自らの正当化を図っている。歴史の誤用と濫用すら辞さない、大陸を超えた競合と競争を分析する本書は、犠牲者意識ナショナリズムのグローバル・ヒストリー、より正確にはそれが引き起こす「記憶の戦争」に関するグローバル・ヒストリーである。
目次 記憶のグローバル・ヒストリーへ向けて；系譜；昇華；グローバル化；国民化；脱歴史化；過剰歴史化；併置；否定；赦し；記憶の連帯へ向けて；記憶の歴史
ISBN(13)、ISBN 978-4-492-21252-3　　 4-492-21252-3
書誌番号 1113983600
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113983600

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