革命期パリへの眼差し -- 叢書・ウニベルシタス --
アイム・ブルスティン /著, 田中正人 /訳   -- 法政大学出版局 -- 2022.7 -- 20cm -- 266p

資料詳細

タイトル 創られたサン=キュロット
副書名 革命期パリへの眼差し
シリーズ名 叢書・ウニベルシタス
著者名等 アイム・ブルスティン /著, 田中正人 /訳  
出版 法政大学出版局 2022.7
大きさ等 20cm 266p
分類 235.06
件名 フランス革命(1789~1799) , 大衆運動-フランス-歴史-18世紀
注記 原タイトル:L’INVENTION DU SANS-CULOTTE
著者紹介 【アイム・ブルスティン】1951年ミラノ生まれ。ミラノ大学入学前から学生運動に関与。その後70年代初めにパリ第一パンテオン=ソルボンヌ大学に留学。シエーナ大学を経て、ミラノ大学人間科学部教授を務めた。99年に国家博士論文を提出し、後にこれを『活動中のフランス革命-フォブール・サン=マルセル(1789~1794年)』として刊行した。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 キュロットを穿かない庶民がフランス革命の推進力となり、イメージが街頭に姿を現す。行動の中で創り出された運動体として、サン=キュロットは民衆が変容した結果である。当事者は如何にアイデンティティを見出すのか。革命的暴力の力学と現象学を提示する。
要旨 革命的暴力の現象学。貴族やブルジョワのキュロット(半ズボン)を穿かない庶民がフランス革命の推進力となり、その象徴的なイメージが街頭に姿を現す。前もって規定された運動体ではなく、行動の中で創り出された運動体として、サン=キュロットはパリの民衆が政治的経験によって複雑に変容した結果である。激変する世界の中で、多様な社会的当事者たちは如何にして新たなアイデンティティを見出すのか。
目次 序章;第1章 サン=キュロット―歴史と歴史記述との間で(この五〇年間の歴史記述;サン=キュロットとは何なのか? ほか);第2章 サン=キュロットとジャコバン派―政治的前衛勢力、革命的ミリタン、そして人民大衆(サン=キュロットという観念―理念型とステレオタイプとの間で;行動中のサン=キュロット ほか);第3章 フランス革命期の知識人(「知的ボヘミアン」とサン=キュロット;パリ天文台におけるフランス革命 ほか);第4章 革命的暴力の現象学―パリの事例をめぐる考察(前例;暴力の浸透 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-588-01145-0   4-588-01145-6
書誌番号 1113983637
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113983637

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