憎しみの連鎖を絶つ --
笠原十九司 /著   -- 高文研 -- 2022.9 -- 20cm -- 348p

資料詳細

タイトル 通州事件
副書名 憎しみの連鎖を絶つ
著者名等 笠原十九司 /著  
出版 高文研 2022.9
大きさ等 20cm 348p
分類 210.74
件名 通州事件(1937)
著者紹介 1944年群馬県生まれ。最終学歴:東京教育大学大学院修士課程 文学研究科東洋史学専攻 中退。学位:学術博士(東京大学)。職位:都留文科大学名誉教授。専門分野:中国近現代史、日中関係史、東アジア国際関係史。主な著書:『憲法九条と幣原喜重郎』(大月書店)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 日本の傀儡政権・冀東防共自治政府保安隊が挙兵し、日本人居留民(うち約半数が朝鮮人)が殺された事件である通州事件に至る「前史」「前夜」の歴史的背景、事件の全貌、そして、恩讐を乗り越え、反戦の思想にたどり着いた遺族の「戦後」をたどった記録。
要旨 戦争に至る憎悪のメカニズム。1937年7月29日、北京近郊の街・通州で、日本軍の傀儡政権であった冀東防共自治政府の保安隊が反乱を起こし、日本人居留民225人(日本人114人・朝鮮人111人)が虐殺された通州事件。日中戦争研究の第一人者が、事件の真相と被害者姉妹の苦難に満ちた「戦後」の道のりをオーラル・ヒストリーの手法を用いて叙述する。
目次 第1部 通州事件はなぜ発生したのか―歴史的要因と全貌の解明(通州事件の歴史背景;冀東保安隊はどのような軍隊だったのか;冀東防共自治政府と冀察政務委員会;中国国民の怒り、怨嗟の的になった冀東政権;華北における抗日戦争気運の盛り上がり ほか);第2部 憎しみの連鎖を絶つ―通州事件被害者姉妹の生き方(満州への移住と病院開設;通州事件に遭遇した鈴木家;“戦争孤児”になった姉妹;憎しみの連鎖を絶つ)
ISBN(13)、ISBN 978-4-87498-808-4   4-87498-808-3
書誌番号 1113991524
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113991524

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