記号論と翻訳論の地平-あるいは、世界を多様化する変換過程について --
小山亘 /編著, 浅井優一 /編   -- 三元社 -- 2022.9 -- 21cm -- 561p

資料詳細

タイトル 翻訳とはなにか
副書名 記号論と翻訳論の地平-あるいは、世界を多様化する変換過程について
著者名等 小山亘 /編著, 浅井優一 /編  
出版 三元社 2022.9
大きさ等 21cm 561p
分類 801.7
件名 翻訳
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 【小山亘】立教大学大学院異文化コミュニケーション研究科教授。1987年同志社大学神学部卒業、1990年サンフランシスコ州立大学大学院修士課程修了(MA in TES/FL)、2003年、シカゴ大学大学院博士課程修了(PhD in Linguistics)。専門は、言語人類学、記号論、社会言語学、翻訳論、など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
要旨 翻訳とは、ある言語で言われたことを別の言語で言い換える、ただ、それだけのことなのか。近現代の翻訳を問い直し、その背後にナショナリズム、言語純粋主義、標準語中心主義などのイデオロギーを見出すことにより、方言、語用、相互行為などを含む、社会文化的なコミュニケーションの地平で翻訳―言語間翻訳、言語内翻訳、そして記号間翻訳―その全体を捉える枠組みを提示する。すなわち、本書は、翻訳を、社会文化空間の中で生起するコミュニケーションという出来事と、その連鎖が織り出す記号過程として描くことをとおして、今日の翻訳および現代翻訳研究の全体像を解き明かすものである。
目次 第1章 翻訳の記号論序説―社会、文化、そして言語にとって等価性とは何か(翻訳論と記号論;聖書解釈と近現代アメリカ・プロテスタント主義 ほか);第2章 翻訳と翻訳研究の構成―記号論的考察(翻訳研究の「文化論的転回」とは何だったのか―記述学派とその批判について;言語復興運動の島々―オセアニア、ピジン/クレオール、エスニック・リバイバル ほか);第3章 近代翻訳論の言語イデオロギー―言語構造、言及指示的テクスト、標準語(「(起点/目標)テクスト」とは何か;文献学的近代、単一言語ナショナリズム―対照ペアと分裂生成―言語の創出 ほか);第4章 社会文化的な出来事としての翻訳―多様性、多言語性、翻訳不可能性(導入;ディスコース過程、テクスト化/コンテクスト化の社会記号論―擬似翻訳、擬似原典などに見られるメタ語用、ジャンル、間テクスト性 ほか);結―多様性の翻訳/翻訳論に向けて
ISBN(13)、ISBN 978-4-88303-553-3   4-88303-553-0
書誌番号 1113994742
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113994742

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 3階一般調査 Map 801.7 一般書 利用可 - 2074973275 iLisvirtual