鳴海風 /著   -- 早川書房 -- 2022.9 -- 20cm -- 451p

資料詳細

タイトル 鬼女
著者名等 鳴海風 /著  
出版 早川書房 2022.9
大きさ等 20cm 451p
分類 913.6
注記 文献あり
著者紹介 1953年新潟県生まれ。東北大学大学院機械工学専攻修了。作品に歴史文学賞を受賞した『円周率を計算した男』や、青少年読書感想文全国コンクール(中学校の部)の課題図書になった『円周率の謎を追う江戸の天才数学者・関孝和の挑戦』などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 会津藩の掟に沿い、母の利代は息子の駿を会津武士に鍛え上げる。慶応三年、孝明天皇が崩御し、公武一和は困難に。薩長は会津へと兵を進める。利代は優しさを心内で抑え、会津の誇りをもって駿を戦地に送る。母と子の通じぬ想いを描く、もう一つの白虎隊物語。
要旨 「将軍家に尽くすべし」という会津藩『家訓』や「ならぬことはならぬものです」という『什の掟』の厳格な教え。それに従い、利代は九歳の駿が数学に打ち込みたいのを知りつつも、会津武士として厳しく育てた。やがて尊王攘夷が倒幕へと傾き、薩長が官軍と称して会津に押し寄せる中、十六になった駿は白虎隊に身を投じる。利代は駿に死ぬ覚悟をつけさせるべく、己のなぎなたで徹底して稽古をつける。藩主のために命を捨てろと、利代は心を鬼にして我が子を戦いに送り出すが…。会津に生きた母と息子の強い絆と鎮魂の物語。
ISBN(13)、ISBN 978-4-15-210171-6   4-15-210171-7
書誌番号 1113995558
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113995558

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