人喰いヒグマたちの北海道開拓史 --
中山茂大 /著   -- 講談社 -- 2022.11 -- 20cm -- 285p

資料詳細

タイトル 神々の復讐
副書名 人喰いヒグマたちの北海道開拓史
著者名等 中山茂大 /著  
出版 講談社 2022.11
大きさ等 20cm 285p
分類 489.57
件名 ヒグマ , 開拓-北海道-歴史
著者紹介 昭和44年、北海道深川市生まれ。ノンフィクション作家。人力社代表。日本文藝家協会会員。上智大学在学中、探検部に所属し世界各地を放浪。出版社勤務を経て独立。すべてDIYで建てたキャンプ場「しげキャン」をオープン。主な著書に『ロバと歩いた南米・アンデス紀行』(双葉社)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 膨大な資料から、歴史に埋もれた戦前のおびただしい北海道の人喰いヒグマ事件の数々を発掘。「ヒグマの聖地」である北海道に流入していった人間たちとヒグマとの凄絶な死闘をもとに、近代化の歪み、そして現代社会の矛盾を炙り出す。
要旨 なぜヒグマは人を襲うのか?資本主義的開発、軍事演習、大噴火などの天変地異…「愛すべき山の隣人」はこうして最恐・凶暴な怪物となった―。自然界の聖域に侵入する人間たちの欲望と、それに牙を剥いた凶暴なヒグマたちによる凄惨な戦いの数々―。膨大な資料をデータベース化し、歴史に埋もれた事件群を掘り起こす。
目次 序章 歴史に埋もれた人喰い熊―上川ヒグマ大量出没事件;第1章 明治初期の人喰い熊事件―石狩平野への人間の進出;第2章 鉄道の発展と人喰い熊事件―資本主義的開発とヒグマへの影響;第3章 「枝幸砂金」と人喰い熊事件―ゴールドラッシュの欲望と餌食;第4章 凶悪な人喰い熊事件が続発した大正時代―三毛別事件余話と最恐ヒグマの仮説;第5章 軍事演習とストレスレベルの関連性―大正美瑛村連続人喰い熊事件;第6章 受け継がれる人喰い熊の「DNA」―北見連続人喰い熊事件;第7章 十勝岳大噴火―天変地異とヒグマの生態系との関連;第8章 炭鉱開発と戦中戦後の人喰い熊事件―封じ込められたヒグマの復讐;第9章 樺太―パルプ事業の拡大と戦慄の「伊皿山事件」
ISBN(13)、ISBN 978-4-06-529886-2   4-06-529886-5
書誌番号 1122009107
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1122009107

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神奈川 公開 489 一般書 貸出中 - 2073447618 iLisvirtual
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