南からみた衝突と融合の三〇〇年 -- 講談社選書メチエ --
菊池秀明 /著   -- 講談社 -- 2022.12 -- 19cm -- 269p

資料詳細

タイトル 越境の中国史
副書名 南からみた衝突と融合の三〇〇年
シリーズ名 講談社選書メチエ
著者名等 菊池秀明 /著  
出版 講談社 2022.12
大きさ等 19cm 269p
分類 222.3
件名 中国(南部)-歴史
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1961年神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。東京大学大学院修了。文学博士。中部大学国際関係学部講師・助教授を経て、現在、国際基督教大学教授。著書に『太平天国――皇帝なき中国の挫折』(岩波新書)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 現在の中国が見せる、特に南部への強硬な姿勢には、どんな歴史的背景があるのか。中国史のフロンティア=華南地方の周辺民族と移民活動に焦点を当て、南から中国史を見直す1冊。中国社会の多様性と流動性を明らかにし、懸命に生きてきた人々の姿を見つめる。
要旨 古代以来、中国の歴史は「北から動く」ものだった。しかし清代末期、近代への「変革の風」は南から吹く。その風を起こしたのは、ヤオ族やチワン族などの周辺民族と、漢人や客家の移民たちが生み出す「越境のエネルギー」だった。辺境で過熱する科挙、キリスト教や儒教と軋轢を起こす秘密結社、厳しい競争に生き残るための「〓食(ワンセック)」という行動様式、「外来政権」の波状的な支配を受ける台湾原住民など、中国社会の多様性と流動性から、歴史と現在を捉えなおす。
目次 序章 中国史のフロンティア=華南;第1章 動き出した人々―福建・広東の移民活動;第2章 越境する漢人移民―広西と台湾への入植;第3章 辺境の科挙熱―中国文明と向き合う;第4章 周辺民族の抵抗と漢文化―流入する移民と秘密結社;第5章 太平天国を生んだ村で―移民社会のリーダーたち;第6章 械闘と動乱の時代―つくり直される境界;終章 越境してやまない人々―海外移住と新たな統合
ISBN(13)、ISBN 978-4-06-530275-0   4-06-530275-7
書誌番号 1122018480
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1122018480

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