戦争・ナショナリズム・ジェンダー --
福島栄寿 /著   -- 法藏館 -- 2023.1 -- 22cm -- 275,7p

資料詳細

タイトル 近代日本の国家と浄土真宗
副書名 戦争・ナショナリズム・ジェンダー
著者名等 福島栄寿 /著  
出版 法藏館 2023.1
大きさ等 22cm 275,7p
分類 188.72
件名 真宗-歴史-明治以後 , 戦争と宗教 , ナショナリズム-日本-歴史-明治以後 , 女性問題-日本-歴史-明治以後
注記 索引あり
著者紹介 1965年京都市に生まれる。1989年山口大学人文学部卒業、1991年山口大学人文科学研究科修了、1995年大谷大学文学研究科博士後期課程満期退学。札幌大谷大学准教授等を経て、現在大谷大学文学部教授。博士(文学)。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:序章. 〈近代仏教〉再考. 甦る清沢満之. 仏教者の自己認識と内地雑居論. 仏教者と「報徳」. 神道非宗教論をめぐって. 真宗大谷派と戦中・戦後史. 真宗大谷派における女性教化. 国民「宗教」の創出. 近代日本における自他認識. 日本主義的教養と一九三〇年代の仏教者. 日本近代仏教史研究の行方
要旨 「国民の仏教」=「鎌倉新仏教」論の生成、西洋との遭遇、「国家神道体制」の成立、対外戦争の勃発、「良妻賢母」という規範の喧伝―。近代日本における国民国家形成のプロセスにおいて、仏教はいかに「国民国家の“宗教”」たろうとしたのか。また、そこにはいかなる葛藤があったのか。主に浄土真宗(真宗大谷派)に関する諸問題を題材に、真宗者・真宗教団が打ち出した信仰(信心)の言説を分析し、国民国家と仏教の関係をいま改めて考察する。
目次 序章;第1章 “近代仏教”再考―日本近代仏教史研究と「鎌倉新仏教」論;第2章 甦る清沢満之;第3章 仏教者の自己認識と内地雑居論―日本人論・日本文化論の視点を手がかりに;補論1 仏教者と「報徳」―明治後期~大正前期の仏教界の動向と関連して;第4章 神道非宗教論をめぐって―せめぎあう神と仏;第5章 真宗大谷派と戦中・戦後史;第6章 真宗大谷派における女性教化―明治・大正・昭和・平成の教説をたどる;第7章 国民「宗教」の創出―暁烏敏の天皇「生仏」論をめぐって;補論2 近代日本における自他認識―アイデンティティと「信仰」;第8章 日本主義的教養と一九三〇年代の仏教者―暁烏敏と記紀神話の世界;終章 日本近代仏教史研究の行方―「精神主義」研究を手がかりに
ISBN(13)、ISBN 978-4-8318-5569-5   4-8318-5569-3
書誌番号 1122027012
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1122027012

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