試験はなぜ始まり普及したのか --
前田麦穂 /著   -- 晃洋書房 -- 2023.2 -- 22cm -- 180p

資料詳細

タイトル 戦後日本の教員採用
副書名 試験はなぜ始まり普及したのか
著者名等 前田麦穂 /著  
出版 晃洋書房 2023.2
大きさ等 22cm 180p
分類 373.7
件名 教員検定試験-歴史
注記 索引あり
著者紹介 1991年埼玉県生まれ。2010年東京大学教養学部前期課程文科Ⅱ類入学。19年東京大学大学院教育学研究科比較教育社会学コース博士課程修了。博士(教育学)。日本学術振興会特別研究員(PD)を経て、2022年より國學院大學人間開発学部初等教育学科助教。日本教育学会奨励賞、東京大学而立賞受賞。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:問題設定. 試験はいらない?. 推薦から試験へ. 大都市から地方へ. 地方における普及. 大都市と郡部の県内格差. 試験なき教員採用の模索. 有資格者不足という困難. 結論
内容紹介 教員採用は、法制度上では「競争試験」ではなく「選考」により行われると定められているが、実態は「選考試験」による量的統制が行われている。法規定と運用実態のずれはなぜ生じてきたのか。教員採用制度の形成過程について、実証研究から解明を試みる。
要旨 「倍率信仰」を問い直す―「教員採用試験」の歴史社会学。教員採用試験の倍率は「教員の質」なのだろうか?1940~1950年代の法制度と運用実態の検証を通じて、教員採用試験の導入・普及過程を明らかにする。
目次 序章 問題設定:「教員採用試験」のはじまりを描く;第1章 試験はいらない?:法解釈の変遷;第2章 推薦から試験へ:東京都;第3章 大都市から地方へ:文部省の「行政指導」と富山県;第4章 地方における普及:鹿児島県;第5章 大都市と郡部の県内格差:兵庫県;第6章 試験なき教員採用の模索:島根県;第7章 有資格者不足という困難:青森県;終章 結論:教員採用制度の形成と「動的相互依存モデル」
ISBN(13)、ISBN 978-4-7710-3709-0   4-7710-3709-4
書誌番号 1122033982
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1122033982

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階社会科学 Map 373.7 一般書 利用可 - 2074398718 iLisvirtual