近代日本における暦と神道 --
下村育世 /著   -- ぺりかん社 -- 2023.2 -- 22cm -- 324p

資料詳細

タイトル 明治改暦のゆくえ
副書名 近代日本における暦と神道
著者名等 下村育世 /著  
出版 ぺりかん社 2023.2
大きさ等 22cm 324p
分類 210.6
件名 日本-歴史-1868~1945 , 暦-日本-歴史-1868~1945 , 神道-歴史-1868~1945
注記 年表あり 索引あり
著者紹介 大阪府生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(社会学)。現在、一橋大学大学院社会学研究科特任講師。専攻―宗教学・宗教社会学、日本近代宗教史・東アジア文化史。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:序章. 近代日本における暦の「開化」と「復古」. 明治改暦におけるグレゴリオ暦をめぐる問題. 近世的頒暦制度の終焉. 改暦後の新旧暦使用. 近代の暦と神社神道. 「官暦」の頒布数と流通の地域的偏り. 近代日本における暦の統一と時の支配. 終章
内容紹介 近代日本の暦の歴史を、明治改暦以降の元号も含めて、近代日本宗教史に位置付けることを通じて、研究対象としての価値を示した1冊。明治初期から先の敗戦に至る、暦の通行制度に着目し、その歴史的変遷の全体像を明らかにする。
要旨 明治改暦のイデオロギーは、国民に生の秩序の統一を要求した。―明治六年、政府は欧米諸国と同じ太陽暦を採用した。それは単なる「開化」ではなく、日本的伝統の模索という「復古」的側面も併せもつ。近代の暦の通行制度の変遷を明らかにし、神道との関わりを追究して、近代日本の統一的時間の徹底の諸相と意味づけを解き明かす。
目次 序章;第1章 近代日本における暦の「開化」と「復古」―神宮による頒暦制度の成立;第2章 明治改暦におけるグレゴリオ暦をめぐる問題―日本らしい暦とは何か;第3章 近世的頒暦制度の終焉―奈良暦師・吉川家の近代;第4章 改暦後の新旧暦使用―『明治二十二年両暦使用取調書』の基礎的研究;第5章 近代の暦と神社神道―神宮大麻とともに頒布された暦;第6章 官暦の頒布数と流通の地域的偏り;第7章 近代日本における暦の統一と時の支配―昭和戦中期の暦と神宮大麻の頒布方法から;終章
ISBN(13)、ISBN 978-4-8315-1637-4   4-8315-1637-6
書誌番号 1122039002
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1122039002

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