『蟹工船』から『雪国』まで --
堀邦維 /著   -- 書肆侃侃房 -- 2023.3 -- 19cm -- 237p

資料詳細

タイトル 海を渡った日本文学
副書名 『蟹工船』から『雪国』まで
著者名等 堀邦維 /著  
出版 書肆侃侃房 2023.3
大きさ等 19cm 237p
分類 910.26
件名 日本文学-歴史-明治以後 , 翻訳文学-歴史
著者紹介 日本大学特任教授。1954年生まれ。早稲田大学大学院博士課程満期退学。ケンブリッジ大学客員研究員、日本大学教授を経て現職。著書『ニューヨーク知識人――ユダヤ的知性とアメリカ文化』(彩流社)、『ユダヤ人と大衆文化』(ゆまに書房)他。専攻:ユダヤ文化、比較思想、比較文学。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 小林多喜二『蟹工船』が日本の現代作品で初めて英訳出版されたのはなぜか、戦後の日本文学人気の立役者、エドワード・サイデンステッカーと川端康成『雪国』の関係とは。海外の日本文学発掘の経緯を紐解き、日本現代文学史に新たな視野をもたらす1冊。
要旨 日本の現代文学が海外の読者の目に触れるようになったのは、いつ、いったいどのようにして?次々に明らかになっていく戦前戦後の日本文学への知られざるまなざし。推理ドラマをひもとくようなスリリングな展開に思わず読み進まずにいられない。
目次 1 大戦前 戦略としての文学(国際文化振興会と角田柳作;国際共産主義と『蟹工船』;宣伝としての『麦と兵隊』);2 大戦後 キーンとサイデンステッカー再上陸(日本文学者ドナルド・キーンの誕生;文化自由会議とサイデンステッカー;「エンカウンター」誌が伝えた戦後日本文化);3 新たな日本文学ブーム(クノップフ社の「日本文学英訳プログラム」;高まりゆく日本文学への関心;一九五五年、英訳プログラム始動;川端康成『雪国』)
ISBN(13)、ISBN 978-4-86385-563-2   4-86385-563-X
書誌番号 1122047233
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1122047233

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
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保土ケ谷 公開 910 一般書 貸出中 - 2074364058 iLisvirtual