ヨーロッパ価値共同体との相剋 --
山本直 /著   -- 法律文化社 -- 2023.5 -- 22cm -- 248p

資料詳細

タイトル オルバンのハンガリー
副書名 ヨーロッパ価値共同体との相剋
著者名等 山本直 /著  
出版 法律文化社 2023.5
大きさ等 22cm 248p
分類 312.347
件名 ハンガリー-政治 , ハンガリー-外国関係-欧州連合
個人件名 オルバン,ビクトル
注記 欧文タイトル:Orban’s Hungary
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1972年京都生まれ。同志社大学大学院法学研究科博士後期課程退学。博士(政治学)。テュービンゲン大学政治学研究所客員研究員等を経て、現在、日本大学法学部教授(国際政治学、国際統合論、欧州統合研究)。著作『EU人権政策』成文堂、2011年ほか。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:EUの中の権威主義国家・ハンガリー. 権威主義化するハンガリーとEUの困惑. 背景としてのEU党派政治. 欧州議会によるハンガリー対応の虚実. 欧州人民党とフィデス. 新型コロナウイルス対策とオルバンの権力強化. EUにおける財政枠組みの成立と法の支配. 全方位均衡としての対中国関係. EUの対ロシア制裁とオルバンの戦略. EUによる対応の失敗
要旨 EU域内に権威主義国家がなぜ生まれたのか。中・東欧に位置するハンガリーでは、オルバン・ビクトル首相の下で独裁化が進んだ。冷戦終結後に築かれたはずの民主主義・法の支配・人権尊重の体制が、オルバンが首相に返り咲いて10年のうちに大幅に後退したのである。ハンガリーが加盟するEUや西欧諸国は、なぜハンガリーにおける民主主義の後退を食い止められなかったのか。本書では、EUの対応や欧州次元での政党運営、さらには中国やロシアとの関係にも触れながら解明を試みる。
目次 EUの中の権威主義国家・ハンガリー;第1部 オルバン政権下のハンガリーとEU対応の様相(権威主義化するハンガリーとEUの困惑―2010年代半ばまで;背景としてのEU党派政治―ポーランドとの相違;欧州議会によるハンガリー対応の虚実―2018年9月12日決議を中心に);第2部 オルバン権力とヨーロッパ価値共同体の動揺(欧州人民党とフィデス―2019年3月の加入資格停止をめぐって;新型コロナウイルス対策とオルバンの権力強化―EUの屈辱;EUにおける財政枠組みの成立と法の支配―対加盟国コンディショナリティの構図);第3部 オルバン政権の対外政策(全方位均衡としての対中国関係―ハンガリーによる「東方開放」の政治力学;EUの対ロシア制裁とオルバンの戦略―2022年ウクライナ侵攻後の全方位均衡);EUによる対応の失敗
ISBN(13)、ISBN 978-4-589-04271-2   4-589-04271-1
書誌番号 1122049672
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1122049672

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