アベル・カンタン /著, 中村佳子 /訳   -- KADOKAWA -- 2023.4 -- 19cm -- 377p

資料詳細

タイトル エタンプの預言者
著者名等 アベル・カンタン /著, 中村佳子 /訳  
出版 KADOKAWA 2023.4
大きさ等 19cm 377p
分類 953.7
注記 原タイトル:Le Voyant d’Etampes
著者紹介 【アベル・カンタン】弁護士、作家。2019年に小説デビュー。デビュー作『Soeur』でゴンクール賞のロングリスト入りを果たしたほか、ゴンクール賞処女小説賞ではショートリスト入り。2作目の本作で、ジャン・ジオノ賞などの6賞で候補、21年にフロール賞を受賞し、注目を浴びている。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 スター学者だったロスコフは、退官後、サルトルやボリス・ヴィアンと親交があったアメリカ人詩人の書籍を刊行するが、詩人が黒人であることを記述せず、世論が炎上。キャンセルカルチャーの餌食となり…。現代社会への痛烈な皮肉。
要旨 かつてタレント歴史学者を夢見たロスコフは、落ち目だった。1995年に「冷戦下米国のソ連スパイ事件」を巡る書籍を出版したが、直後CIAが機密解除、本は一夜にして紙くずに。妻とは離婚し大学を退職、酒浸りだったロスコフは、同性愛者の娘のラディカルフェミニストの恋人に刺激され、研究を再開、サルトルやボリス・ヴィアンと親交があったアメリカの詩人・ウィローについての書籍を刊行する。客わずか5人の出版記念トークショーの席上、ロスコフはウィローが黒人であることを記述しなかった理由を問われる。翌朝掲載されたブログ記事が炎上し、ロスコフはレイシストだという非難にさらされる。さらに自分を擁護するツイートに返信したロスコフは、炎上を煽ってしまう。ツイートした知人は、極右政党に入党していたのだ―。現代社会への痛烈な皮肉。超弩級の注目作!ゴンクール賞、フェミナ賞、ルノードー賞、アカデミー・フランセーズ賞、ジャン・ジオノ賞…フランスの名だたる文学賞レースで候補作入り!!フロール賞受賞作!
ISBN(13)、ISBN 978-4-04-112496-3   4-04-112496-4
書誌番号 1122049989
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1122049989

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