あるいはイスラーム過激派の変貌 --
髙岡豊 /著   -- 東京外国語大学出版会 -- 2023.3 -- 19cm -- 227,18p

資料詳細

タイトル 「テロとの戦い」との闘い
副書名 あるいはイスラーム過激派の変貌
著者名等 髙岡豊 /著  
出版 東京外国語大学出版会 2023.3
大きさ等 19cm 227,18p
分類 316.4
件名 テロリズム , イスラムと政治
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1975年生まれ。早稲田大学教育学部社会科地理歴史専修卒。上智大学大学院外国語学研究科地域研究専攻修了(修士)。上智大学で博士号取得(2011年)。公益財団法人中東調査会主席研究員(2018~20年)。東京外国語大学総合国際学研究院特別研究員。著書に『現代シリアの部族と政治・社会――ユーフラテス河沿岸地域・ジャジーラ地域の部族の政治・社会的役割分析』(三元社、2011年)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 9・11以降、国際社会が推し進めてきた「テロとの戦い」において、主要な標的として存在し続けるイスラーム過激派。その思考・行動様式のあり方は、絶えず変貌を遂げている。恣意的に名指された「テロリスト」の実像に迫る。
要旨 二〇二一年八月の、アフガニスタンからの米軍撤退と、ターリバーンによる政権奪取は、米国が二〇〇一年以来進めてきた「テロとの戦い」の破綻を国際社会に印象づけた。アフガニスタン以外の地域でも、「テロとの戦い」が二〇年を経て十分な成果を上げていない現実がある。この間、その主敵とみなされ続けてきたイスラーム過激派の主体や思考・行動様式は、常に大きく変容している。長年にわたる網羅的な情報収集と定性的な分析、現地主義に徹した研究手法とリテラシーを駆使して、その実態に迫る。
目次 第1章 イスラーム過激派とは何者か?―何をどのように観察・分析するか(イスラーム過激派とは何者か;イスラーム過激派とテロリズム ほか);第2章 「テロとの戦い」の顛末(アル=カーイダの盛衰;「イスラーム国」の萌芽 ほか);第3章 質的な観察・分析が明らかにする「テロとの戦い」の実態(なぜ「イスラーム国」は欧米諸国を襲撃したのか?;予測可能だったターリバーンの「勝利」 ほか);第4章 量的な観察・分析が明らかにする「テロとの戦い」の実態(イラク戦争中のイスラーム過激派の観察;「イスラーム国」の事実上の滅亡 ほか);第5章 イスラーム過激派はどこヘ行く?(安住の地を希求するイスラーム過激派;「テロとの戦い」に適応するイスラーム過激派 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-910635-03-3   4-910635-03-3
書誌番号 1122050168
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1122050168

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