前田英樹 /著   -- 新潮社 -- 2023.4 -- 22cm -- 788p

資料詳細

タイトル 保田與重郎の文学
著者名等 前田英樹 /著  
出版 新潮社 2023.4
大きさ等 22cm 788p
分類 910.268
個人件名 保田 与重郎
注記 索引あり
著者紹介 批評家。1951(昭和26)年、大阪生、奈良に育つ。中央大学仏文科卒。立教大学仏文科教授、同、現代心理学部映像身体学科教授を歴任。現在、同大学名誉教授。著書に『沈黙するソシュール』『倫理という力』『定本 小林秀雄』など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 奈良に生まれ古典に通暁し、この国と文学のあるべき姿を終生説き続けた保田與重郎。日本浪曼派の中心人物にして、大東亜戦争賛美者と見なされた彼は、本当は何を書いたのか。近代文学の極北にして核心。小林秀雄と並ぶ文学者の真髄を示す評論。
要旨 古典はなぜ読まれなければいけないのか。文学の真の意義とは。奈良に生まれ古典に通暁し、この国と文学のあるべき姿を終生説き続けた保田與重郎。日本浪曼派の中心人物にして、大東亜戦争を賛美した反動的思想家と見なされた彼は、本当は何を書いたのか。日本武尊、大伴家持、後鳥羽院、芭蕉、そして戦場に赴いた無数の兵士たち―彼らの魂に共鳴し続けた文学者の著作を丹念に読み、文学の本道を改めて辿る。この国に暮らし、文学の可能性を信じる人々に新たなる針路を示す、二十一世紀の必読評論。
目次 倭し麗し;「注釈」の姿を取った文学;雄武の悲しみ;恢弘の祈り;大君の思想(その一);大君の思想(その二);敗れて不滅不朽となる者;精神の孤島に棲む者たち;「道」をゆく俳諧;其細き一筋をたどりうしなふ事なかれ〔ほか〕
ISBN(13)、ISBN 978-4-10-351552-4   4-10-351552-X
書誌番号 1122050979
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1122050979

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