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【図書】 三島由紀夫論

平野啓一郎 ／著   -- 新潮社 -- ２０２３．４ -- ２０ｃｍ -- ６７０ｐ

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タイトル 三島由紀夫論
著者名等 平野啓一郎 ／著  
出版 新潮社 ２０２３．４
大きさ等 ２０ｃｍ ６７０ｐ
分類 910.268
個人件名 三島　由紀夫
注記 文献あり
注記 小林秀雄賞（２０２３年２２回）
著者紹介 １９７５年、愛知県生れ。京都大学法学部卒。１９９９年、大学在学中に文芸誌「新潮」に投稿した『日蝕』により芥川賞を受賞。著書は小説作品として『マチネの終わりに』（第２回渡辺淳一文学賞）、『ある男』（第７０回読売文学賞）などがある。評論、対談、エッセイとして『文明の憂鬱』などがある。（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
内容 内容：『仮面の告白』論．　『金閣寺』論．　『英霊の声』論．　『豊饒の海』論
内容紹介 三島はなぜ、あのような死を選んだのか。答えは小説の中に秘められていた。『仮面の告白』『金閣寺』『英霊の声』『豊饒の海』の４作品の精読で、文学者としての作品と天皇主義者としての行動を一元的に論じる試み。その生と死の必然性を見出してゆく。
要旨 最後の作品『豊饒の海』で、なぜ三島は転生や唯識論を盛り込んだ、長大かつ難解な物語を書いたのか？そして、楯の会とは何だったのか？―三島が命を絶った４５歳に近づいた著者は、少年時代以来の疑問を解くべく、膨大な作品群と向き合い、その生と死の必然性を「テクストそのもの」の中から見出してゆく。『仮面の告白』、『金閣寺』、『英霊の声』、『豊饒の海』の４作品の精読を通して、文学者としての創作活動と、「天皇主義者」としての行動とを一元的に論ずる。執筆開始から２３年、実証性に裏づけられた透徹した分析と考察、実作者ならではの理解によって、三島の生涯と思想をスリリングに解明する決定版三島論。
目次 １　『仮面の告白』論（執筆の背景；「私小説」　ほか）；２　『金閣寺』論（虚実を巡って；「絶対」とは何か？　ほか）；３　『英霊の声』論（三十代後半の三島由紀夫；「身を挺したい」もの　ほか）；４　『豊饒の海』論（シンメトリー；『日本文学小史』の構造　ほか）
ISBN(13)、ISBN 978-4-10-426010-2　　 4-10-426010-X
書誌番号 1122050981
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1122050981

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