真理の政治史へ --
市田良彦 /著   -- 岩波書店 -- 2023.7 -- 22cm -- 347,11p

資料詳細

タイトル フーコーの〈哲学〉
副書名 真理の政治史へ
著者名等 市田良彦 /著  
出版 岩波書店 2023.7
大きさ等 22cm 347,11p
分類 135.57
個人件名 フーコー,ミシェル
注記 欧文タイトル:La≪philosophie≫de Michel Foucault
注記 文献あり
著者紹介 1957年生まれ。神戸大学名誉教授。著書に、『ルイ・アルチュセール――行方不明者の哲学』(岩波新書)、『存在論的政治――反乱・主体化・階級闘争』(航思社)など。訳書に、ルイ・アルチュセール『終わりなき不安夢――夢話1941‐1967(附:二人で行われた一つの殺人)』(書肆心水)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 ミシェル・フーコーとは何者なのか。常に変化した思想家の変わらぬ核心には、真理をめぐる〈哲学〉が存在した。「私は哲学者ではない」と語ったフーコー自身の言葉に抗いながら、「言語」「存在(論)」「歴史」というフーコーの重要概念を読み解く。
要旨 変貌し続けた思想家ミシェル・フーコー(一九二六‐八四)の膨大かつ多様な作品群。そこには一貫性などないようにも思える。しかし、自らのことを「哲学者ではない」と語ったフーコーの底には常に、真理をめぐる独自の“哲学”があった。言説の歴史、とりわけ哲学という言説が成立する瞬間を注視し続けながら、歴史、分析哲学、ギリシャ哲学、文学芸術など多彩な領域を縦横無尽に駆け巡るフーコーの思考をトレース、“真理ゲーム”の政治的な歴史記述としての“哲学”を描き出す。最新の研究成果を踏まえた到達点。
目次 第1部 言語(“知の考古学”;ソフィストとパレーシアスト―古代の真理ゲーム);第2部 存在(フィクション、真理、主体;歴史の分割と「存在関数」);第3部 真理‐政治‐歴史(一九七〇年代の「転換」)
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-061604-1   4-00-061604-8
書誌番号 1122069206
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1122069206

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