右肩下がりの時代の男性受難 -- 朝日新書 --
奥田祥子 /著   -- 朝日新聞出版 -- 2023.7 -- 18cm -- 233p

資料詳細

タイトル シン・男がつらいよ
副書名 右肩下がりの時代の男性受難
シリーズ名 朝日新書
著者名等 奥田祥子 /著  
出版 朝日新聞出版 2023.7
大きさ等 18cm 233p
分類 367.5
件名 男性-日本
注記 文献あり
著者紹介 京都市生まれ。近畿大学教授、ジャーナリスト。博士(政策・メディア)。元読売新聞記者。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科博士課程単位取得退学。専門は労働・福祉政策、ジェンダー論、医療社会学。主な著書に『男性漂流』(講談社)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 「男らしさ」のジェンダー規範を具現化できず苦しむ男性。妻子の経済的支柱たることを課せられ、育休や出世でも同僚らから蔑視される被抑圧性の中で、定年後も続く「男」の呪いから解き放き、誰もが生きやすい社会をつくる方法を、詳細ルポを通して考える。
要旨 男たちは支配「している」のではなく、支配「されている」―。「男らしさ」を求められる就活にはじまり、家庭では妻子を養いながらも軽んじられ、職場では同僚からも蔑視される。就活から定年後まで続く抑圧が、終わる日は来るのだろうか?1500人以上の男性の本音を引き出してきた筆者が、「男」の呪いにがんじがらめになる彼らの姿を描く、衝撃のルポルタージュ。本書に登場するのは、あなた自身であるかもしれない―。
目次 第1章 女性に虐げられる男たち(「女性優遇」が招く男性差別;「活躍」妻の不貞を知らぬフリ;「専業主婦」妻のDV;「女性は被害者」が男を追い詰める);第2章 男性に蔑まれる男たち(定年後雇用で「奈落の底」;同期に“刺された”フラリーマン;“育メン戦士”の罠;「男」の価値観に翻弄される氷河期世代;“敗者”男性が多数派の時代);第3章 母親に操られる男たち(“無償の愛”という名の支配;「マザコン」中年の末路;母の亡霊と生きる;母親に依存する男性の苦悩);第4章 「親」の代償を払わされる男たち(「就活セクシズム」の衝撃;上司の「常識」は社会の「非常識」;「男は仕事、女は家庭」両親は反面教師のはずが…;若年層を蝕む古い価値観);第5章 誰も支配されない社会に向けて(「男らしさ」の呪い;幸福度の低い日本の男たち;男性間の支配構造;なぜ母親に回帰するのか;世代を超えた負の連鎖;生きづらさが職場に与える悪影響;「男」の呪いを解くには;男性のためのジェンダー平等政策)
ISBN(13)、ISBN 978-4-02-295220-2   4-02-295220-2
書誌番号 1122070360
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1122070360

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