アーレント,バトラー,ハーバーマス,カントを参照して --
舟場保之 /著   -- 晃洋書房 -- 2023.8 -- 22cm -- 237p

資料詳細

タイトル 未完のプロジェクトとコミュニケーション
副書名 アーレント,バトラー,ハーバーマス,カントを参照して
著者名等 舟場保之 /著  
出版 晃洋書房 2023.8
大きさ等 22cm 237p
分類 133
件名 近代哲学 , コミュニケーション
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1962年、東京生まれ。1986年、大阪大学文学部哲学科卒業。1992年、大阪大学大学院文学研究科博士後期課程単位修得退学。現在、大阪大学文学部教授。主要業績『自由の秩序』(共監訳)、ミネルヴァ書房、2013年など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:序論. カントとハーバーマスにおけるシニシズム批判. カント「嘘」論文における啓蒙とコミュニケーション論の可能性. カントにおけるポスト慣習的道徳とコミュニケーションの可能性. カントにおける「論証すること」と第3アンチノミー. カントにコミュニケーション合理性を読み込む可能性について. 連帯と人民主権についての実体論的理解. 多様な利害と手続き主義. 介入と人権. 道徳的権利ではなく,法理的権利としての人権について. EUの正統性とそのポテンシャリティ. ハーバーマスの「曲解」と首尾一貫したアーレントの思想. いかにうまくトラブルを起こすか. どのようにして異議申し立てを行うか. 手続きとしての公表性がもつポテンシャリティ
要旨 コミュニケーションは、モデルネという未完のプロジェクト―規範の普遍主義的な基盤の実現を成し遂げることができるのか。アーレント、バトラー、ハーバーマス、カントの議論を手がかりとして、コミュニケーションの持つ可能性とプロジェクト遂行の道を探る。
目次 序論;第1部 カントのコミュニケーション論的転回(カントとハーバーマスにおけるシニシズム批判;カント「嘘」論文における啓蒙とコミュニケーション論の可能性;カントにおけるポスト慣習的道徳とコミュニケーションの可能性 ほか);第2部 人権とコミュニケーション(連帯と人民主権についての実体論的理解;多様な利害と手続き主義;介入と人権 ほか);第3部 異議申し立てとコミュニケーション(ハーバーマスの「曲解」と首尾一貫したアーレントの思想―「活動」から「共同体感覚」までを批判する試み;いかにうまくトラブルを起こすか;どのようにして異議申し立てを行うか ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7710-3766-3   4-7710-3766-3
書誌番号 1122072118
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1122072118

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