遊廓に響く〈声〉をたどって --
山家悠平 /著   -- 青土社 -- 2023.9 -- 19cm -- 248p

資料詳細

タイトル 生き延びるための女性史
副書名 遊廓に響く〈声〉をたどって
著者名等 山家悠平 /著  
出版 青土社 2023.9
大きさ等 19cm 248p
分類 367.21
件名 女性問題-日本-歴史 , 売春-日本-歴史 , 遊廓-歴史
著者紹介 1976年、東京都国立市出身。専門は女性史。京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了。現在、京都大学大学院人間・環境学研究科人文学連携研究者および、京都芸術大学、佛教大学等で非常勤講師を務める。著書に『遊廓のストライキ――女性たちの二十世紀・序説』(共和国、2015年)がある。また、青波杏名義にて『楊花の歌』(集英社、2023年、第35回小説すばる新人賞受賞)を刊行。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 かつて遊廓を生きた女性たちが書いた日記や小説が、再び現在に響き始める…。悲しみ、怒り、苦しむ人びとを、たったひとりにさせないために、人びとの歴史の〈声〉を記憶し、描き出す。歴史家であり小説家である著者が描き出す、フェミニズムの思想と実践。
要旨 かつて遊廓を生きた女性たちが書いた日記や小説は、時の隔たりをこえて、ふたたび現在に響きはじめる―。悲しみ、怒り、苦しむ人びとを、たったひとりにさせないために、人びとの歴史の“声”を記憶し、描きだす。歴史家であり小説家である著者が描く、フェミニズムの思想と実践。
目次 第1部 生活を形作るさまざまな“声”(たったひとりにさせない/ならないために―危機の時代の分断をこえて;だれが教育を殺すのか―大学非正規教職員雇い止めの荒野から;クィアがここに住んでいる―不可視化に抗して);第2部 遊廓のなかに響く“声”(遊廓のなかの「新しい女」―和田芳子『遊女物語』が切り拓いた地平;ものを読む娼妓たち―森光子と松村喬子の作品に描かれる「読書」を中心に;闘争の時代の余熱のなかで―森光子『春駒日記』の描く吉原遊廓の日常風景);第3部 響きあう“声”(共鳴する言葉―娼婦から娼婦たちへ)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7917-7576-7   4-7917-7576-7
書誌番号 1122078389
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1122078389

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