人文社会科学から照らす極北の島 --
高橋美野梨 /編, 井上光子 /〔ほか執筆〕   -- 藤原書店 -- 2023.8 -- 20cm -- 401p

資料詳細

タイトル グリーンランド
副書名 人文社会科学から照らす極北の島
著者名等 高橋美野梨 /編, 井上光子 /〔ほか執筆〕  
出版 藤原書店 2023.8
大きさ等 20cm 401p
分類 297.8
件名 グリーンランド
注記 年表あり 索引あり
著者紹介 【高橋美野梨】1982年山梨県生まれ。北海学園大学准教授。専門は国際関係学、デンマーク・グリーンランドを中心とした北極政治。2012年筑波大学大学院人文社会科学研究科一貫制博士課程修了。博士(国際政治経済学)。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:なぜグリーンランドを論じるのか 高橋美野梨著. エスキモー社会をめぐるまなざし 高橋美野梨著. 中世における異文化接触とレジリエンス 小澤実著. グリーンランド貿易の成立とイヌイット社会 井上光子著. キリスト教宣教と伝統の改変 須藤孝也著. 文化へのタイム・トラベル ソアン・ルド著 高橋美野梨訳. 「穏健な支配」と儀礼の衰退 本多俊和著. デンマーク国家のゆくえ ウルリック・プラム・ガド著 高橋美野梨訳. 先住民表象の解体と人魚文学研究 中丸禎子著. これまでとこれからのグリーンランド 高橋美野梨著 イーリャ・ムスリン著
内容紹介 大部分が北極圏に位置する世界最大の島、グリーンランドにおける人間の営みを多角的に描き出す論集。人類学、政治学、歴史学など人文社会科学の知見を持ち寄り、このエスキモーとスカンディナヴィアの人たちとの合流の地における混淆の輪郭をたどる。
要旨 北緯59度から83度、大部分が北極圏に位置し、面積は日本の約6倍、エスキモーとスカンディナヴィアの人たちとの合流の地であるグリーンランドは、同じ遺伝子ルーツを持つアラスカ、カナダのエスキモーに比して、西(エスキモー)と東(非エスキモー)の世界観とが釣り合いを保ちながら混淆していると評される。人類学、政治学、歴史学、宗教学、文学など人文社会科学の知見を持ち寄って、その混淆の輪郭をたどり、この世界最大の島における人間の営みを多角的に描き出す、日本で初めての論集。
目次 序章 なぜグリーンランドを論じるのか;第1章 節合×分節 エスキモー社会をめぐるまなざし;第2章 イヌイット×ノース人 中世における異文化接触とレジリエンス;第3章 貿易×交接 グリーンランド貿易の成立とイヌイット社会;第4章 魂×神 キリスト教宣教と伝統の改変;第5章 時間×空間 文化へのタイム・トラベル;第6章 民族誌×植民地主義 「穏健な支配」と儀礼の衰退;第7章 国家×共同体 デンマーク国家のゆくえ;第8章 セドナ×人魚姫 先住民表象の解体と人魚文学研究;終章 これまでとこれからのグリーンランド
ISBN(13)、ISBN 978-4-86578-395-7   4-86578-395-4
書誌番号 1122078701
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1122078701

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