内田樹 /著   -- 文藝春秋 -- 2023.9 -- 19cm -- 294p

資料詳細

タイトル 街場の成熟論
著者名等 内田樹 /著  
出版 文藝春秋 2023.9
大きさ等 19cm 294p
分類 304
著者紹介 1950年東京生まれ。思想家、武道家、神戸女学院大学名誉教授、凱風館館長。東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程中退。専門はフランス文学・哲学、武道論、教育論など。第6回小林秀雄賞(『私家版・ユダヤ文化論』)、新書大賞2010(『日本辺境論』)、第3回伊丹十三賞を受賞。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 人からの採点を待つ「被査定マインド」をやめる、ものごとは原理よりも「程度の問題」で考える、子どもたちを歓待し、承認し、祝福することの大切さ…。親切、品位、勇気など、失われゆく徳目を明らかにし、市民的成熟へといざなう本。
要旨 なぜ複雑な話は「複雑なまま」扱ったほうがよいのか。権力者支配の国で上昇志向に駆られた人の振る舞い。人からの採点を待つ「被査定マインド」をやめる。ものごとは原理よりも「程度の問題」で考える。子どもたちを歓待し、承認し、祝福する大切さ…etc.親切、品位、勇気…失われゆく徳目を明らかにし、市民的成熟へといざなう本。
目次 1 ウクライナ危機後の世界(ウクライナ危機と「反抗」;日本は帝国の属領から脱却できるか? ほか);2 沈みゆく社会(安倍元首相銃撃の報に接して;安倍暗殺事件とその背景 ほか);3 成熟について(病と癒しの物語『鬼滅の刃』の構造分析;勇気について ほか);4 ジェンダーをめぐる諸相(男たちよ;女性議員はなぜ少ないのか?;師弟関係とハラスメント;セックスワーク―「セックスというお仕事」と自己決定権);5 語り継ぐべきこと(半藤一利『語り継ぐこの国のかたち』文庫版解説;「危機」について;「アジア人物史」月報;図書館の戦い;歓待ということ;品がよいとは悪いとは;鈴木邦男さんのこと;小田嶋さんの思い出)
ISBN(13)、ISBN 978-4-16-391756-6   4-16-391756-X
書誌番号 1122082051
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1122082051

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