叢書・ウニベルシタス --
クレール・マラン /著, 鈴木智之 /訳   -- 法政大学出版局 -- 2023.9 -- 20cm -- 227,4p

資料詳細

タイトル 断絶
シリーズ名 叢書・ウニベルシタス
著者名等 クレール・マラン /著, 鈴木智之 /訳  
出版 法政大学出版局 2023.9
大きさ等 20cm 227,4p
分類 490.1
件名 医学哲学
注記 原タイトル:RUPTURE〈S〉
注記 文献あり 著作目録あり
著者紹介 【クレール・マラン】1974年、パリに生まれる。2003年にパリ第四大学(ソルボンヌ)で哲学の博士号を取得。「現代フランス哲学研究国際センター」のメンバーを務めるとともに、セルジー=ポントワーズのリセ、アルフレッド・カストレ校のグランゼコール準備クラスで教鞭をとる哲学者である。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 人生はいくつもの別れでできているが、挫折を「肯定する」のでもなく、別離から「立ち直る」のでもなく、いかにして生き延びることができるのか。別れや喪失そのものを重要なものとして捉え直し、その上で、いかにして自分の生を取り戻すのかを考察する。
要旨 恋愛とその破局、愛する人の不在、家族との訣別、出産と生誕、怪我による身体変容、アルツハイマー病による人格変容…。存在の脆弱さ、壊れやすさに対する繊細な配慮が、常識的な期待や希望の言説に抗して、いかに人間存在が脆く、容易に破局から回復しえないのかを見極める。それでもなお、挫折を「肯定する」のでもなく、別離から「立ち直る」のでもなく、私たちはいかにして生き延びることができるか。
目次 序章 人生はいくつもの別れでできている;第1章 自分自身に、そして他者に忠実であり続けることの不可能性;第2章 愛する人との別れ;第3章 自分自身になる;第4章 散逸の喜び;第5章 事故に遭った人;第6章 誕生と別れ;第7章 家族と別れる;第8章 消失;第9章 断絶の性;第10章 夜を渡る;第11章 契約の破綻
ISBN(13)、ISBN 978-4-588-01159-7   4-588-01159-6
書誌番号 1122085583
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1122085583

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