平安王朝百年を見つめた生涯 --
上原作和 /著   -- 勉誠社 -- 2023.10 -- 21cm -- 391p

資料詳細

タイトル 紫式部伝
副書名 平安王朝百年を見つめた生涯
著者名等 上原作和 /著  
出版 勉誠社 2023.10
大きさ等 21cm 391p
分類 910.23
個人件名 紫式部
注記 文献あり 年表あり
著者紹介 1962年長野県佐久市生まれ。大東文化大学大学院博士課程単位取得退学。博士(文学-名古屋大学)。現在、桃源文庫理事。明治大学法学部兼任講師。主な研究テーマ・文献史学、日本琴學史、物語文学。著書に『光源氏物語の思想史的変貌――〈琴〉のゆくへ』(有精堂出版、1994年)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 摂関期全盛の後宮を生き抜き、物語を通して、人生と社会の意味を問いかけた『源氏物語』。その人と生涯を、清少納言や藤原道長、2人の夫など、紫式部をめぐる人々との関係を丹念にたどりながら明らかにする。16の新見解を提示した本格評伝。
要旨 摂関期全盛の後宮を生き抜き、物語を通して、人生と社会の意味を問いかけたのが『源氏物語』である。その人と生涯を、清少納言や藤原道長、2人の夫など、紫式部をめぐる人々との関係を丹念にたどりながら明らかにする。紫式部の幼名・本名、恋愛と結婚、宮廷生活、職階、没年等について、先行研究を網羅的に検証しながら16の¥新見解を提示した本格評伝。和歌・漢文日記等に読みやすい現代語訳、専門用語に注記を付した。
目次 紫式部前史―時代背景;紫式部の「戸籍」;紫式部の家系;父・藤原為時の生涯;生い立ち1―幼名・通称「もも」説の提唱;生い立ち2―物語愛好と学藝史;青春時代 女友達をめぐる交友―めぐり逢ひて見しやそれとも;紀時文との結婚まで;紀時文との結婚;越前下向まで;越前の藤原香子;帰洛から再婚まで;藤原宣孝との結婚生活;宣孝の死と寂寥の日々;物語を書く女1―倫子家女房兼業作家説;寛弘三年十二月二十九日―命婦としての初出仕から掌侍への昇任まで;後宮女房・藤式部1―日記の存在について;後宮女房・藤式部2―上臈中宮女房として;物語を書く女2―作家・紫式部の誕生;藤原実資から見た「女房」紫式部;紫式部の死 終章
ISBN(13)、ISBN 978-4-585-39035-0   4-585-39035-9
書誌番号 1122092911
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1122092911

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