〈日本美術史〉を脱帝国主義化する --
小田原のどか /編, 山本浩貴 /編   -- 月曜社 -- 2023.11 -- 19cm -- 851p

資料詳細

タイトル この国の芸術
副書名 〈日本美術史〉を脱帝国主義化する
著者名等 小田原のどか /編, 山本浩貴 /編  
出版 月曜社 2023.11
大きさ等 19cm 851p
分類 702.16
件名 芸術-日本-歴史-明治以後
注記 別タイトル:近代日本の芸術
注記 索引あり
著者紹介 【小田原のどか】彫刻家・評論家。芸術学博士(筑波大学)、出版社代表。主な著作に『近代を彫刻/超克する』(講談社、2021年)など。1985年宮城県生。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:〈日本美術史〉の脱中心化 加藤弘子著 富澤ケイ愛理子著. 「わたし」という主語で話す マユンキキ述. 「工芸」から「この国」の「日本美術史」を脱帝国主義化する 菊池裕子著. なぜ私は「日本人慰安婦像になって」みなければいけなかったのか? 嶋田美子著. エロスと美術1960-80 中嶋泉著. 女流美術家奉公隊 吉良智子著. 誰のための人権? 飯山由貴述. 日本における障害のある人が関わる芸術活動の現在地 長津結一郎著. クィア?アート? 穂積利明著. 「御前会議」の表象 北原恵著. もし天皇制モニュメントを叩き壊したければ 千葉慶著. ナショナリズム、天皇〈制〉、検閲 小泉明郎述. この領土の芸術、この芸術の領土 馬定延著. 「アート・アクティビズムと現代日本におけるポスト植民地的経験」と「現代日本美術におけるポストコロニアル理論の重要性と「朝露」プロジェクト」 琴仙姫述. 制度をつくり直す問いかけとしてのキュレーション 大坂紘一郎述. 反帝国の美術家・四國五郎 山本浩貴著. 炭鉱と美術 國盛麻衣佳著. 〈近代〉を問い直すキュレーション 小金沢智述. アナキスト・テロリスト・アーティスト 足立元著. 自己を見つめ、他者に触れる 吉國元述. アートとレイシズム 山本浩貴著. 次の百年を見つめて 小田原のどか著
内容紹介 研究者らの論考と、アーティストやキュレーター実践者によるインタビューによって構成された、〈日本美術史〉という理論的枠組みの再検証を目論む。自明のように思われている二項対立や二者択一を前に立ち止まり、その自明性を疑うための具体的な方法を示す。
要旨 気鋭の作家/キュレーター/研究者22人による論考+インタビューによって、帝国主義が隠蔽してきた“芸術”、そして“日本美術史”なるフィクションを解体=再編し、読みかえを迫る出色の論集。
目次 第1章 虚構としての“日本美術史”;第2章 脱帝国の美術史1―フェミニズムの視点から;第3章 脱帝国の美術史2―エスニック・マイノリティ、障害、クィア;第4章 天皇(制)をめぐって;第5章 戦後アジアを再考する;第6章 “近代”を問い直す―周縁と中心から;第7章 レイシズムを可視化する
ISBN(13)、ISBN 978-4-86503-175-1   4-86503-175-8
書誌番号 1122099089
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1122099089

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