障害、兄、そして人類学とともに --
猪瀬浩平 /著   -- ミシマ社 -- 2023.11 -- 19cm -- 298p

資料詳細

タイトル 野生のしっそう
副書名 障害、兄、そして人類学とともに
著者名等 猪瀬浩平 /著  
出版 ミシマ社 2023.11
大きさ等 19cm 298p
分類 369.28
件名 知的障害 , 文化人類学
注記 文献あり
著者紹介 1978年埼玉県生まれ。明治学院大学教養教育センター教授。専門は文化人類学、ボランティア学。1999年の開園以来、見沼田んぼ福祉農園の活動に巻き込まれ、様々な役割を背負いながら今に至る。著書に、『ボランティアってなんだっけ?』(岩波ブックレット)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 知的障害があり自閉症者でもあるが、さまざまな鋭さをもった兄。障害がないとされているが、さまざまないびつさをもった弟。世間には、この兄と弟を切断する「ものの見方」があたりまえに存在する。しかし、その分断をすり抜けてしまうある出来事が起こり…。
要旨 この本は、兄とわたしをめぐる物語である。有事においては歯牙にもかけられない、平時においても世界を変える力などないと思われている存在の中にこそ、ささやかで強靭な力が潜んでいるのではないかということが、この物語を書きながらわたしが意識を強めたことである。
目次 第1章 沈黙と声(たたかわないこと、しっそうすること;三月下旬 午前二時半に走り出す;現代の野蛮人・カタリナの構え;黙〓と叫び1;黙〓と叫び2);第2章 蜜柑のはしり(ズレと折り合い;いくつかの死と;いくつもの死と;対面とリモート;夏みかんのしっそう;贈与のレッスン);第3章 世界を撹乱する、世界を構築する(ボランティアのはじまり;満月とブルーインパルス、あるいはわたしたちのマツリについて;路線図の撹乱1;路線図の撹乱2;トレイン、トレイン);第4章 急ぎすぎた抱擁(父とヤギさん;眠る父;転倒の先;失踪/疾走;旋回としっそう;燕の神話);最終章 春と修羅(物語の終わりに)
ISBN(13)、ISBN 978-4-909394-96-5   4-909394-96-6
書誌番号 1122101161
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1122101161

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