同時代のヘーゲル主義者との関係で --
鹿住輝之 /著   -- 新教出版社 -- 2024.1 -- 22cm -- 299p

資料詳細

タイトル キルケゴールのキリスト論
副書名 同時代のヘーゲル主義者との関係で
著者名等 鹿住輝之 /著  
出版 新教出版社 2024.1
大きさ等 22cm 299p
分類 191.2
個人件名 キリスト
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1981年生まれ。立教大学大学院キリスト教学研究科博士課程後期課程修了(博士[文学])。現在、立教大学兼任講師。共訳書に、ジョン・スチュワート著『キェルケゴールは反ヘーゲル主義者だったのか?』(萌書房、2023年)。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
要旨 従来キルケゴールの体系批判はヘーゲル批判と結びつけられてきたが、実はハイベアやマーテンセンといった同時代のヘーゲル主義者に向けられていた。彼らはデンマーク社会が直面した自由主義的要求に各様に応答したが、キルケゴールは両者と異なっていた。その相違の核心をキリスト論に見出し、その理路を解明した俊英の力作。
目次 第1章 三者の危機意識の基盤となった歴史的背景(デンマークにおける国家と宗教の結びつき;敬虔主義と啓蒙主義;自由主義の台頭;自由主義と農民覚醒運動とナショナリズムの結合;一八四八年の革命と信教の自由);第2章 ハイベアのキリスト論(ハイベアの生い立ちと問題意識;ハイベアの『現代にとっての哲学の意義について』;「ローテ博士の三位一体論と和解論への批評」におけるハイベアのキリスト教);第3章 マーテンセンのキリスト論(マーテンセンの生い立ちと問題意識;マーテンセンの受肉理解;マーテンセンの危機意識と教会論);第4章 キルケゴールのキリスト論(『イロニーの概念』におけるキルケゴールの問題意識;『あれかこれか』における思弁批判;『哲学的断片』と『後書き』でのキリスト教の思弁的解釈に対する批判;愛としてのキリスト教)
ISBN(13)、ISBN 978-4-400-31097-6   4-400-31097-3
書誌番号 1123007189
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1123007189

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