言語哲学と法哲学の観点から --
本多康作 /編, 八重樫徹 /編, 谷岡知美 /編   -- 法政大学出版局 -- 2024.3 -- 22cm -- 320,3p

資料詳細

タイトル ヘイトスピーチの何が問題なのか
副書名 言語哲学と法哲学の観点から
著者名等 本多康作 /編, 八重樫徹 /編, 谷岡知美 /編  
出版 法政大学出版局 2024.3
大きさ等 22cm 320,3p
分類 361.8
件名 ヘイトスピーチ
注記 表紙のタイトル:Why Hate Speech Matters
著者紹介 【本多康作】神戸大学大学院法学研究科理論法学専攻博士後期課程修了。博士(法学)。摂南大学法学部准教授。法哲学。主な業績に、「差別発言の発話行為論的分析―H.L.A.ハートの法理論を補助線に用いて」(『法哲学年報2017』、2018年)、ほか。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:序論 本多康作著. 発話行為を越えて メアリー・ケイト・マクゴーワン著 谷岡知美訳. ヘイトスピーチとマイクロアグレッション 池田喬著. ヘイトスピーチ・推論主義・社会集団 堀田義太郎著. 発話の害の構成的説明は因果を気にしなくてもよいのか 八重樫徹著. ヘイトスピーチに対する語用論的アプローチ 萬屋博喜著. 二一世紀における思想の市場 ロバート・マーク・シンプソン著 八重樫徹訳 谷岡知美訳. ヘイトスピーチは罰しうるのか、そもそも罰すべきなのか ロバート・マーク・シンプソン著 永石尚也訳 本多康作訳. 相対主義者は、ヘイトスピーチにどこまで対抗できるのか 川瀬貴之著. オンライン上のヘイトスピーチと法的介入のグラデーション 永石尚也著. 表現の自由の(法)哲学的基礎 三浦基生著. 人間社会における差別に関するエージェントベースシミュレーション 加藤浩介〔ほか〕著 本多康作〔ほか〕著 末原隆希〔ほか〕著. アメリカにおける猥褻表現 谷岡知美著
内容紹介 ヘイトスピーチそれ自体の悪さは、話し手の意図にあるのか、言葉それ自体にあるのか、言葉において実行される行為にあるのか、あるいはその行為が惹き起こす結果にあるのか。言語哲学、法哲学、情報学、文学の学際的観点から、問題の本質を究明する。
要旨 ヘイトスピーチと差別の本質を究明する。ヘイトスピーチそれ自体の悪さは、話し手の意図にあるのか、言葉それ自体にあるのか、言葉において実行される行為にあるのか、あるいはその行為が惹き起こす結果にあるのか。言語哲学、法哲学、情報学、文学の学際的観点から解明を試みる。
目次 第1部 言語哲学から(発話行為を越えて―ヘイトスピーチと規範制定の遍在について;ヘイトスピーチとマイクロアグレッション―相違点と共通点;ヘイトスピーチ・推論主義・社会集団;発話の害の構成的説明は因果を気にしなくてもよいのか;ヘイトスピーチに対する語用論的アプローチ);第2部 法哲学から(二一世紀における思想の市場;ヘイトスピーチは罰しうるのか、そもそも罰すべきなのか;相対主義者は、ヘイトスピーチにどこまで対抗できるのか;オンライン上のヘイトスピーチと法的介入のグラデーション―ソーシャル・メディア・プラットフォームとの協働から;表現の自由の(法)哲学的基礎―Frederick SchauerのFree Speechをてがかりに);第3部 情報学と文学から(人間社会における差別に関するエージェントベースシミュレーション;アメリカにおける猥褻表現―『吠える』裁判(一九五七)を中心に)
ISBN(13)、ISBN 978-4-588-15136-1   4-588-15136-3
書誌番号 1123017422
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1123017422

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