ユングマン、アイスネル、クンデラ --
阿部賢一 /著   -- 人文書院 -- 2024.3 -- 20cm -- 344p

資料詳細

タイトル 翻訳とパラテクスト
副書名 ユングマン、アイスネル、クンデラ
著者名等 阿部賢一 /著  
出版 人文書院 2024.3
大きさ等 20cm 344p
分類 989.5
件名 チェコ文学 , 翻訳-歴史
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1972年、東京生まれ。東京外国語大学大学院博士後期課程修了、博士(文学)。パリ第Ⅳ大学(DEA取得)、カレル大学で学ぶ。現在、東京大学大学院人文社会系研究科准教授。専門は、中東欧文学、比較文学。著書に『イジー・コラーシュの詩学』(成文社、2006)など。訳書に、オウジェドニーク『エウロペアナ 20世紀史概説』(共訳、白水社、2014、第一回日本翻訳大賞)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 チェコ語の復興をめざした近代チェコ語の祖ユングマン。多民族と多言語のはざまで共生を目指したユダヤ系翻訳家アイスネル。冷戦下の社会主義時代における亡命作家クンデラ。ボヘミアにおける文芸翻訳の様相を翻訳研究の観点から明らかにする。
要旨 19世紀初頭の民族再生運動のなかで、チェコ語の復興をめざし、芸術言語たらしめようとした、近代チェコ語の祖ユングマン。ナチスが政権を掌握しようとした時代、多民族と多言語のはざまで共生を目指したユダヤ系翻訳家アイスネル。冷戦下の社会主義時代における亡命作家クンデラ。ボヘミアにおける文芸翻訳の様相を翻訳研究の観点から明らかにする。
目次 第1部 ヨゼフ・ユングマン(十九世紀初頭のチェコ語;『言語芸術』;『アタラ』の翻訳;辞書;翻訳の機能);第2部 パウル・アイスナー/パヴェル・アイスネル(言語のはざまで;アンソロジー;「共生」に関する言説;ユダヤ性について;翻訳をめぐる言葉);第3部 ミラン・クンデラ(翻訳者クンデラ;翻訳されなかった作品;「小文学」を翻訳する;「真正版」という概念、あるいは小説の変容;翻訳される作品、あるいは「大いなる帰還」)
ISBN(13)、ISBN 978-4-409-16101-2   4-409-16101-6
書誌番号 1124001255
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1124001255

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 Map 989.5 一般書 利用可 - 2076516688 iLisvirtual