力と血統でつかみ取る適者生存 -- ちくま新書 --
桃崎有一郎 /著   -- 筑摩書房 -- 2024.4 -- 18cm -- 366p

資料詳細

タイトル 平安王朝と源平武士
副書名 力と血統でつかみ取る適者生存
シリーズ名 ちくま新書
著者名等 桃崎有一郎 /著  
出版 筑摩書房 2024.4
大きさ等 18cm 366p
分類 210.37
件名 日本-歴史-平安時代 , 源(氏) , 平(氏)
注記 文献あり
著者紹介 1978年、東京都生まれ。2001年、慶應義塾大学文学部卒業。2007年、慶應義塾大学大学院文学研究科後期博士課程単位取得退学、博士(史学)。現在、武蔵大学人文学部教授。専門は、古代・中世の礼制と法制・政治の関係史。著書に『平安京はいらなかった――古代の夢を喰らう中世』(吉川弘文館)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 清少納言や和泉式部が仮名文字で雅な貴族の世界を描いていた裏には、暴力が支配する武士の世界があった。この凄惨な時代、拡大・縮小を繰り返しながら、源氏と平氏が武士の代表格として確立してゆく。その背景にある、血の入れ替えと相剋の過程を克明に綴る。
要旨 清少納言や和泉式部が仮名文学で雅な貴族の世界を描いていた裏には、暴力が支配する武士の世界があった。それは地方だけでなく、都のすぐ近くでも人が殺されるような状態だった。そして、その雅な世界は武士による収奪によって成り立っていたのだ。この凄惨な時代、拡大・縮小を繰り返しながら、源氏と平氏が武士の代表格として確立してゆく。その背景にある、血の入れ替えと相剋の過程を克明に綴る。
目次 序章 王朝絵巻世界の裏面史―隣り合わせの血と暴力;第1章 三つの謎―源平の突出、消えた名族、強い受領;第2章 源平はいかにして武士の代表格たり得たか;第3章 王臣家・群盗問題の解決と将門の乱;第4章 源氏の飛躍と秀郷流藤原氏の沈淪;第5章 藤原保昌を生んだ血統と政治的環境;第6章 “強い受領”の確立と摂関政治;第7章 源氏の凶暴化を促す藤原保昌一家;第8章 平氏を従える源氏―男系の棟梁と女系の家人;第9章 源氏の支配権の達成と秀郷流・利仁流藤原氏の編成;第10章 「源平」並立体制へ―源氏の内紛と平氏の台頭;第11章 平氏政権の達成と「源平」並立の空洞化;終章 鎌倉幕府という平氏政権―北条家の勝ち残り方
ISBN(13)、ISBN 978-4-480-07613-7   4-480-07613-1
書誌番号 1124002462
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1124002462

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 210.37 一般書 貸出中 - 2076430457 iLisvirtual
公開 210.3 一般書 貸出中 - 2076430465 iLisvirtual
山内 公開 Map 210.3 一般書 利用可 - 2076493092 iLisvirtual
戸塚 公開 210.3 一般書 貸出中 - 2076443281 iLisvirtual
公開 210.3 一般書 貸出中 - 2076443095 iLisvirtual