P+D BOOKS --
野口冨士男 /著   -- 小学館 -- 2024.5 -- 19cm -- 204p

資料詳細

タイトル 散るを別れと
シリーズ名 P+D BOOKS
著者名等 野口冨士男 /著  
出版 小学館 2024.5
大きさ等 19cm 204p
分類 913.6
注記 底本:河出書房新社 1980年刊
著者紹介 1911年-1993年、享年82。東京都出身。本名・平井冨士男。1979年『かくてありけり』で第30回読売文学賞を受賞。代表作に『わが荷風』など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:夜の烏. 残りの雪. 散るを別れと
内容紹介 永井荷風の文学的開眼に影響をあたえた井上唖々の足跡をたどり墨田川界隈を訪ねる「夜の烏」、“本日を以て目出度死去仕候”という新聞広告を出して生涯を閉じた斎藤緑雨を描いた「散るを別れと」…。伝記と小説の融合を試みた3編を収録。
要旨 伝記と小説の融合を試みた意欲作3編収録。「自分はむろんのこと、読者にもすこしは楽しんでもらえるような伝記文学の方法はないものかと考えた末にたどり着いたのが、想像や空想も挿入できる小説と伝記のドッキングというスタイルであった。」「日本近代文学史上に巨大な足跡を印した永井荷風の文学的開眼に決定的な影響をあたえた」井上啞々の足跡をたどり墨田川界隈を訪ねる「夜の烏」、悪妻といわれたラフカディオ・ハーン夫人・小泉節子の真実に迫る「残りの雪」、パロディ精神にあふれる批評や小説で名を成したものの貧しさから抜けられず、「本日を以て目出度死去仕候」という新聞広告を出して生涯を閉じた斎藤緑雨を描いた「散るを別れと」―。いずれも事実を丹念に追いつつ、小説仕立てにして想像の羽を大胆に広げる構成で、読む者を魅了する。
ISBN(13)、ISBN 978-4-09-352488-9   4-09-352488-2
書誌番号 1124008281
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1124008281

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