ベートーヴェンの才能をめぐる社会学 --
ティア・デノーラ /著, 丸山瑶子 /訳   -- 春秋社 -- 2024.5 -- 20cm -- 389,39p

資料詳細

タイトル つくられた天才
副書名 ベートーヴェンの才能をめぐる社会学
著者名等 ティア・デノーラ /著, 丸山瑶子 /訳  
出版 春秋社 2024.5
大きさ等 20cm 389,39p
分類 762.34
個人件名 ベートーヴェン ルートヴィヒ・ヴァン
注記 原タイトル:BEETHOVEN AND THE CONSTRUCTION OF GENIUS
注記 文献あり 作品目録あり 索引あり
著者紹介 【ティア・デノーラ】音楽社会学者。フルートと社会学をウェスト・チェスター大学で学び、カルフォルニア大学サン・ディエゴにて社会学の博士号を取得。2004年に英国学士院フェローに就任。現在は音楽療法の研究者であるゲイリー・アンスデルとともにRoutledge Series on Music&Change:Ecological Perspectivesの共同編集者を務める。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 ベートーヴェンが最初期に成功を収めていく歴史を、アイデンティティ、社会構造、文化、そして行為の間にある相関関係を考察するためのツールとして用い、価値や才能、創造性に関する思い込みを再検討。彼の評価を「音楽家を取り巻く環境」から明らかにする。
要旨 “孤高の天才”とされるベートーヴェンの評価を、「音楽家を取り巻く環境」から考証する。18世紀末の音楽趣味の変化、パトロン貴族からの受容、ハイドンとの師弟関係、同世代のライバル作曲家たちとの差異…。作曲家に成功への道を切り開くのは、いつも自身の才能だけとは限らない。ベートーヴェンを「フリーランスとして成功した先駆的作曲家」としてではなく、さまざまな人脈や戦略を駆使して社会的な成功を勝ち取った作曲家として解釈する。
目次 第1章 ベートーヴェンと社会的アイデンティティ;第2章 真面目な音楽文化の出現(一七八四‐一八〇五年);第3章 音楽パトロネージと社会的変化;第4章 ベートーヴェンの社会的資源;第5章 「ハイドンの手から」の物語構造―ベートーヴェンの才能と成功を語る;第6章 サロンのベートーヴェン;第7章 ベートーヴェンとヴェルフルのピアノ対決―美的価値観をめぐる論争と社会的境界;第8章 初期のベートーヴェン、美的価値基準の変革に乗り出す;第9章 文化的権威を生み出す資源とベートーヴェン
ISBN(13)、ISBN 978-4-393-93210-0   4-393-93210-2
書誌番号 1124012730
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1124012730

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中央 5階人文科学 762.3/ヘ 一般書 貸出中 - 2076670032 iLisvirtual