表象と実像 --
河内将芳 /著   -- 法藏館 -- 2024.6 -- 22cm -- 349,9p

資料詳細

タイトル 都市祭礼と中世京都
副書名 表象と実像
著者名等 河内将芳 /著  
出版 法藏館 2024.6
大きさ等 22cm 349,9p
分類 386.162
件名 祭礼-京都市-歴史
注記 索引あり
著者紹介 1963年大阪市に生まれる。1987年京都府立大学文学部卒業。1999年京都大学大学院博士課程修了。京都大学博士(人間・環境学)。1987年甲南中学・高等学校教諭、2001年京都造形芸術大学芸術学部専任講師、2003年同助教授、2005年奈良大学文学部助教授、2007年同准教授、2010年同教授、現在に至る。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:戦国期京都の祇園会と絵画史料. 祇園少将井御旅所と神子. 室町・戦国期京都における公家衆・衆庶の祇園会見物について. 足利義輝の祇園会見物について. 祇園会霰天神山について. 室町期祇園会における船と定鉾について. 中世の山口祇園会と京都祇園会. 『月次祭礼図屛風(模本)』に描かれた室町期祇園会. 戦国・豊臣政権期京都の御霊祭. 戦国期稲荷祭に関する二、三の問題. 「神輿に立つ矢」について. 元亀四年の稲荷祭. 十六世紀京都の風流踊にみえる二人の人物像について. 新在家声聞師について. 文禄年間の「唱門師払」について. 文禄三年三月十三日京都四条坊門通高倉と万里小路間之町月行事弥七・久蔵連署請文
内容紹介 中世都市京都にとって、祇園会や御霊祭・稲荷祭といった祭礼にはどのような意味があったのか。絵画史料に込められたイメージ情報(表象)と文献史料に残された記録情報(実像)。その双方を読み解き、おのおのの相違点や共通点に注意を払いつつ考察する。
要旨 描かれる祭礼と語り記される祭礼、いかに切り結ぶか。中世都市京都にとって、祇園会や御霊祭・稲荷祭といった祭礼にはどのような意味があったのか。絵画史料に込められたイメージ情報(表象)と文献史料に残された記録情報(実像)。その双方を読み解き、おのおのの相違点や共通点に注意を払いつつ考察。絵画史料と向き合うにあたっての文献史学の立場を見極め、表象と実像がいかなる関係を切り結びうるかという問題にも迫る。
目次 1 戦国期祇園会のすがたをもとめて(戦国期京都の祇園会と絵画史料―初期洛中洛外図を中心に;祇園少将井御旅所と神子;室町・戦国期京都における公家衆・衆庶の祇園会見物について;足利義輝の祇園会見物について―天文十七年六月十四日をめぐって;祇園会見霰天神山について―「永正年中」の「霰」をめぐって);2 室町期祇園会のすがたをもとめて(室町期祇園会における船と定鉾について―室町期祇園会のすがたをもとめて;中世の山口祇園会と京都祇園会―大内氏の在京をめぐって;『月次祭礼図屛風(摸本)』に描かれた室町期祇園会);3 御霊祭・稲荷祭の戦国期(戦国・豊臣政権期京都の御霊祭―文禄五年を中心に;戦国期稲荷祭に関する二、三の問題―大永八年の稲荷・東福寺喧嘩をめぐって;元亀四年の稲荷祭―「御鬮」を取る);4 都市祭礼の周縁人(十六世紀京都の風流踊にみえる二人の人物像について―初期洛中洛外図を中心に;新在家声聞師について;文禄年間の「唱門師払」について)
ISBN(13)、ISBN 978-4-8318-6287-7   4-8318-6287-8
書誌番号 1124015910
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1124015910

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