アジア・ドミノの政治経済分析 --
國分良成 /編著, 日本経済研究センター /編著   -- 日経BP日本経済新聞出版 -- 2024.6 -- 19cm -- 285p

資料詳細

タイトル 中国ファクター
副書名 アジア・ドミノの政治経済分析
著者名等 國分良成 /編著, 日本経済研究センター /編著  
出版 日経BP日本経済新聞出版 2024.6
大きさ等 19cm 285p
分類 319.2022
件名 アジア-外国関係-中国 , アジア-経済関係-中国
著者紹介 【國分良成】慶應義塾大学名誉教授。1953年生まれ、76年慶應義塾大学法学部政治学科卒業、81年同大学大学院政治学専攻博士課程修了、81年同大学法学部専任講師、85年助教授、92年教授、2012年防衛大学校長、21年退任。主な著書に『現代中国の政治と官僚制』(慶應義塾大学出版会)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:インド太平洋地域における中国の影響力 國分良成著. 東南アジアで強まる中国の経済的影響力 富山篤著. 対外的影響力を模索する中国外交 山口信治著. フィリピンにおける「中国ファクター」 粕谷祐子著. 重層的なタイ・中国ネットワーク 外山文子著. ジョコ政権下のインドネシア・中国関係 相澤伸広著. ベトナムにおける中国ファクター 石塚二葉著. 台湾で薄れる中国「経済カード」の効力 山田周平著. 対中関係の調整に動く朝鮮半島 伊集院敦著. グローバルサウスの盟主目指すインド 山田剛著. 日中の外交文化 五百旗頭薫著
内容紹介 台頭した中国はどのように影響力を行使しているのか。インド太平洋の国や地域はどのように認識し、対応しているのか。現地調査の結果なども踏まえて、影響力拡大をめぐる地域内の葛藤を分析し、その実像に迫る。
要旨 インド太平洋地域に対する中国の政治的影響力は、冷戦期においては限定的であった。しかし改革開放以後、経済的影響力が急速に拡大し周辺諸国に深く浸透したが、問題はそれが政治的影響力に転化するかである。その解明には受け手側の地域研究が必須である。本書は、受け手側であるインド太平洋の地域と国家が、中国からの影響を具体的にどのように受容し、思考し、対応しているのかを分析することで、中国の影響力(パワー)の実像に迫る。
目次 序章 インド太平洋地域における中国の影響力―地政学の歴史と現状;第1章 東南アジアで強まる中国の経済的影響力―習政権10年間の影響力調査;第2章 対外的影響力を模索する中国外交―プロトタイプとしての東南アジア;第3章 フィリピンにおける「中国ファクター」―高まる嫌中感情とその背景;第4章 重層的なタイ・中国ネットワーク―冷戦期から現在までの変容;第5章 ジョコ政権下のインドネシア・中国関係;第6章 ベトナムにおける中国ファクター―「最優先の2国間関係」の二面性;第7章 台湾で薄れる中国「経済カード」の効力―曲がり角の統一工作;第8章 対中関係の調整に動く朝鮮半島―ポスト「冷戦後」の韓国・北朝鮮外交;第9章 グローバルサウスの盟主目指すインド―全方位外交と対中政策の見直し;第10章 日中の外交文化―「不平等条約」改正交渉の比較から
ISBN(13)、ISBN 978-4-296-12048-2   4-296-12048-4
書誌番号 1124016591
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1124016591

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階社会科学 319.2 一般書 貸出中 - 2076679242 iLisvirtual