早稲田の「巨人」を超える一八八一~一九二二年 -- 歴墾ビブリオ -- 日本史のライバルたち
伊藤之雄 /著   -- 法律文化社 -- 2024.6 -- 19cm -- 296,5p

資料詳細

タイトル 原敬と大隈重信
副書名 早稲田の「巨人」を超える一八八一~一九二二年
シリーズ名 歴墾ビブリオ 日本史のライバルたち
著者名等 伊藤之雄 /著  
出版 法律文化社 2024.6
大きさ等 19cm 296,5p
分類 289.1
個人件名 原敬
注記 文献あり 年譜あり 索引あり
著者紹介 1952年、福井県生まれ。1981年、京都大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学。現在、京都大学名誉教授(日本政治外交史)。京都大学博士(文学)。著書に『大隈重信[上][下]』中公新書、2019年。『真実の原敬』講談社現代新書、2020年。『維新の政治と明治天皇』名古屋大学出版会、2023年、ほか。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 近代日本の有力政治家であり、共通点も多かった原敬と大隈重信はなぜ対立するに至ったのか。2人の不幸な「出会い」から始まり、18歳年長の大隈を反面教師として原が自己革新して成長していく過程を辿る。
要旨 近代日本の有力政治家であった原敬と大隈重信は、一般的に理念や政治構想が大きく異なっていたととらえられているが、実際にはイギリス風の政党政治を目指し、列強との協調を重視したこと、さらには内心で薩長への対抗心を抱いていたことなど共通点も多い。そんな二人はなぜ対立するに至ったのか。本書では、二人の不幸な「出会い」から始まり、一八歳年長の大隈を反面教師として原が自己革新して成長していく過程を辿る。
目次 第1部 原と大隈のとらえられ方(原をどうとらえるべきか;大隈をどうとらえるべきか);第2部 二人の不幸な出会い―一八三八年〜一八九八年(大隈と伊藤博文との対立の中の原―一八三八年〜一八八一年一〇月;原と大隈の「接触」―一八八一年一〇月〜一八八九年一二月;伊藤糸人脈につながる原―一八九〇年一月〜一八九六年九月;大隈への敵意を強める原―一八九六年一〇月〜一八九八年二月);第3部 列強の東アジア進出への対応―一八九八年三月〜一九一四年四月(中国・朝鮮をめぐる危機の中での二人―一八九八年三月〜一九〇〇年;原の台頭と大隈の没落―一九〇一年〜一九〇四年二月;日露戦争以降の権力逆転―一九〇四年二月〜一九一〇年三月;原の予期しない大隈の復活―一九一〇年四月〜一九一四年四月);第4部 第一次世界大戦による秩序変動への対応の違い―一九一四年四月〜一九二二年一月(第二次大隈内閣期の二人の対決―一九一四年四月〜一九一六年一〇月;原の戦後大変革構想と寺内内閣―一九一六年一〇月〜一九一八年九月;原内閣と戦後大改革―一九一八年九月〜一九二二年一月;大隈を超えた原)
ISBN(13)、ISBN 978-4-589-04345-0   4-589-04345-9
書誌番号 1124016720
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1124016720

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