フランス黒人奴隷制の法的虚無 -- 世界人権問題叢書 --
ルイ・サラ=モランス /著, 中村隆之 /訳, 森元庸介 /訳   -- 明石書店 -- 2024.6 -- 20cm -- 482p

資料詳細

タイトル 黒人法典
副書名 フランス黒人奴隷制の法的虚無
シリーズ名 世界人権問題叢書
著者名等 ルイ・サラ=モランス /著, 中村隆之 /訳, 森元庸介 /訳  
出版 明石書店 2024.6
大きさ等 20cm 482p
分類 322.35
件名 法制史-フランス-近代 , 黒人-フランス-歴史-近代 , 奴隷-フランス-歴史-近代
注記 原タイトル:LE CODE NOIR OU LE CALVAIRE DE CANAAN
注記 文献あり 年表あり 索引あり
著者紹介 【ルイ・サラ=モランス】カタルーニャ出身の哲学者。ローマ、パリ、フライブルクに学び、ラモン・リュイ(ライムンドゥス・ルルス)についての研究で博士号を取得。ジャンケレヴィッチを継いでパリ第1大学、また、トゥールーズ第2大学で教鞭を執った。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 黒人奴隷を規定・管理するためにつくられた「黒人法典」。何百万もの人々が苦しみ、奪われ、測定不能なほど破壊された奴隷制はどうして続いたのか?黒人法典が成立する以前にまでさかのぼり、フランスで黒人がどのように論じられてきたのかをたどる。
要旨 近代が生み出したもっとも「怪物的な法文書」、待望の邦訳。黒人奴隷を規定・管理するためにつくられた「黒人法典」。何百万もの人々が苦しみ、奪われ、測定不能なほど破壊された奴隷制はどうして続いたのか?白人中心の聖書解釈による正当化、奴隷をモノとして扱う冷徹な法律、自由と平等を謳いながら奴隷制を無視する啓蒙思想家たち…。
目次 第1部 黒人法典 偏見の光のもとで(始まりの呪い;人間?それとも獣?;人間未満の獣 獣化した人間 ほか);第2部 黒人法典 本文と註釈(カトリシズム 奴隷にとって唯一にして義務である宗教(第一〜七条);同棲、結婚、奴隷に対するその民法上の帰結(第八〜一三条);奴隷の埋葬(第一四条) ほか);第3部 黒人法典 啓蒙の影のもとで(奴隷たちが発言する ル・モア=ラック、クゴアーノ;自由の蜃気楼「復帰法」;モンテスキューの飾言 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7503-5761-4   4-7503-5761-8
書誌番号 1124017350
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1124017350

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