未来世界を哲学する --
神島裕子 /責任編集, 小手川正二郎 /〔ほか〕著   -- 丸善出版 -- 2024.6 -- 19cm -- 184p

資料詳細

タイトル ジェンダーとLGBTQの哲学
シリーズ名 未来世界を哲学する
著者名等 神島裕子 /責任編集, 小手川正二郎 /〔ほか〕著  
出版 丸善出版 2024.6
大きさ等 19cm 184p
分類 367.1
件名 ジェンダー , LGBT
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 【神島裕子】立命館大学総合心理学部教授。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。研究テーマは、現代正義論とケイパビリティ・アプローチ。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:ジェンダーが問い直す哲学 小手川正二郎著. ジェンダーをめぐる認識的不正義 佐藤邦政著. 性差をめぐる科学研究の落とし穴 髙松里江著. LGBTQの人々が「自分らしく生きる」ということ 稲垣惠一著
内容紹介 人々が自身のジェンダーやセクシュアリティのせいで自由を奪われたり不正を被ったりしている状況を問題とし、この状況を変えるにはどうすればよいか。50年後の未来を見据えながら、網羅的かつ大局的に立ち向かい、社会の進むべき方向を指し示す。
要旨 ボーヴォワールが『第二の性』で新しい概念の登場を予感させて以降、20世紀の哲学はジェンダー論の展開・受容に大きく舵を切った。だがなお、私たちの認識にはジェンダーをめぐる不正義があり、学問にも性差別が残っている。こうした問題は思想・実践の力によって少しずつ解決されてはいるものの、20世紀には表在していなかったLGBTQという観点によって、よりいっそう複雑化している。性の多様性に対して哲学は何を言えるのか。これは21世紀の重要な問いのひとつである。
目次 第1章 ジェンダーが問い直す哲学―「尊重しあう愛」は可能か(哲学とジェンダー;身体;愛);第2章 ジェンダーをめぐる認識的不正義―マスメディアの企業風土と組織の証言的不正義(個人が犯す証言的不正義;組織が犯す証言的不正義 ほか);第3章 性差をめぐる科学研究の落とし穴―統計学をいかに使いこなすか(能力に性差はあるか?算数・数学のテストを例に;統計学と心理学 ほか);第4章 LGBTQの人々が「自分らしく生きる」ということ―性のポリティクスから多様性の哲学へ(不可視化された差別と生きづらさ;差別を助長しかねない?―LGBT法 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-621-30979-7   4-621-30979-X
書誌番号 1124018247
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1124018247

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 1 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階社会科学 367.1 一般書 予約受取待 - 2076729762 iLisvirtual