ヘーゲル哲学における生命概念の諸相 --
大河内泰樹 /編, 久冨峻介 /編   -- 法政大学出版局 -- 2024.7 -- 22cm -- 344,5p

資料詳細

タイトル 生命と自然
副書名 ヘーゲル哲学における生命概念の諸相
著者名等 大河内泰樹 /編, 久冨峻介 /編  
出版 法政大学出版局 2024.7
大きさ等 22cm 344,5p
分類 134.4
件名 自然哲学
個人件名 ヘーゲル ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ
注記 並列タイトル:Leben und Natur
著者紹介 【大河内泰樹】1973年生まれ。京都大学大学院文学研究科教授。2007年哲学博士(ルール大学ボッフム)。専門は、ヘーゲルを中心とするドイツ古典哲学、批判理論。著書に、『国家はなぜ存在するのか―ヘーゲル「法哲学」入門』NHK出版、2024年近刊予定など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:親和力 クラウス・フィーヴェーク著 岡崎龍訳. ヘーゲル自然哲学における物質概念について 中島新著. 牝牛に学ぶこと クリスティアン・イリース著 太田匡洋訳. 正常な異常 大河内泰樹著. 自然と精神のあいだの矛盾としての生命 権寧佑著 太田匡洋訳. ヘーゲル論理学における「生」の問題(改稿) 大橋良介著. 論理的生命概念の二面性 木本周平著. ヘーゲルの「ゴースト・イン・ザ・シェル」 ラルフ・ボイタン著 松岡健一郎訳. ヘーゲル論理学における概念の類種関係と性差 岡崎佑香著. 私たちの精神の連盟の時代 久冨峻介著. 『精神現象学』における真理と真理への道 史偉民著 岡崎龍訳. 自然における生命としての言語 劉創馥著 岩田健佑訳 齋藤嵩真訳 矢端崇訳. 自然と契約を越えて 陳浩著 小原優吉訳. ヘーゲル宗教哲学における自然と生命の目的論的関係 南基鎬著 岩田健佑訳. ヘーゲルの宗教哲学における人間学的構想およびその問題系 洪凱源著 嶺岸佑亮訳
要旨 ヘーゲル哲学と格闘するアリーナ。論理学・自然哲学・精神哲学からなるヘーゲルの体系において、「生命」と「自然」との関係は複雑であり、かつ複合的である。さらに「生命概念」は、法哲学、精神哲学や宗教哲学でも重要な役割を果たしている。この諸相を解明すべく、ヨーロッパと東アジアの気鋭の研究者たちが思考をめぐらせる。
目次 第1部 自然(親和力―ヘーゲルの自然哲学と本質的な哲学的諸カテゴリー;ヘーゲル自然哲学における物質概念について―なぜ物質よりも先に空間と時間があるのか;牝牛に学ぶこと―ヘーゲルとともに、自然哲学と自然との付き合いの人倫によせて);第2部 生命(正常な異常―ヘーゲルの有機体論における「死に至る病」;自然と精神のあいだの矛盾としての生命);第3部 論理(ヘーゲル論理学における「生」の問題(改稿);論理的生命概念の二面性―前概念的行為者性とその明確化;ヘーゲルの「ゴースト・イン・ザ・シェル」―死せるオブジェクトたちの不気味な生命/ヘーゲルの機械論論理のポスト・ヒューマン的読解;ヘーゲル倫理学における概念の種類関係と性差);第4部 体系への道(「私たちの精神の連盟の時代」―フランクフルト‐ホンブルク・コンステラツィオンのキーコンセプトとしての「生」;『精神現象学』における真理と真理への道―実在論か観念論か);第5部 精神(自然における生命としての言語;自然と契約を越えて―「人格性」に基づいたヘーゲルの所有権論;ヘーゲル宗教哲学における自然と生命の目的論的関係;ヘーゲルの宗教哲学における人間学的構想およびその問題系)
ISBN(13)、ISBN 978-4-588-15138-5   4-588-15138-X
書誌番号 1124019911
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1124019911

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