被爆表象の批判的エスノメソドロジー --
好井裕明 /著   -- 新曜社 -- 2024.8 -- 19cm -- 407p

資料詳細

タイトル 原爆映画の社会学
副書名 被爆表象の批判的エスノメソドロジー
著者名等 好井裕明 /著  
出版 新曜社 2024.8
大きさ等 19cm 407p
分類 778.2
件名 映画 , 原子爆弾-芸術上
著者紹介 1956年大阪市生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得満期退学。筑波大学、日本大学を経て、2023年より摂南大学現代社会学部特任教授。京都大学博士(文学)。主要著作に『「感動ポルノ」と向き合う』(単著、岩波書店)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 原水爆や被爆者は、いかに表象され語られてきたのか。原爆を主題とする映画やドキュメンタリー、怪獣特撮映画やアニメなど多様な映像作品の解読をとおして、わたしたちのヒロシマ・ナガサキ理解を刷新する契機を見出す。
要旨 過去の被爆表象を掬い上げ、「原水爆を考える文化」の創造へ活かす試み。原水爆や被爆者は、いかに表象され語られてきたのか。原爆を主題とする映画やドキュメンタリー、怪獣特撮映画やアニメなど多様な映像作品の解読をとおして、わたしたちのヒロシマ・ナガサキ理解を刷新する契機を見出す。被爆者なき時代において、彼らの声に応答せんとする映画を読み解く社会学。
目次 序章 ヒロシマ・ナガサキ理解の現在から;第1章 被爆の悲惨をどう伝えるのか1―『原爆の子』と『ひろしま』;第2章 被爆の悲惨をどう伝えるのか2―被爆者差別を手がかりに;第3章 原爆投下への怒りや怨念の行方―中沢啓治作品と被爆アニメ;第4章 純愛映画で描かれる被爆者表象;第5章 リアルな恐怖としての原水爆;第6章 ファンタジー化する原水爆―一九六〇〜七〇年代特撮映画を中心に;第7章 希薄化し、象徴化する原水爆―一九八〇年代以降、ゴジラ映画、アニメを中心に;第8章 被爆の記憶を語る中心的言葉―被爆ドキュメンタリーの解読(1);第9章 被爆の記憶の「語り口」―被爆ドキュメンタリーの解読(2);第10章 定型化する力と個別化する力―被爆ドキュメンタリーの解読(3);第11章 被爆問題の新たな啓発の可能性とは―被爆ドキュメンタリーの解読(4);第12章 洋画における原爆の描き方;終章 被爆表象の批判的エスノメソドロジーに向けて
ISBN(13)、ISBN 978-4-7885-1851-3   4-7885-1851-1
書誌番号 1124023764
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1124023764

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 778.2 一般書 貸出中 - 2076868592 iLisvirtual